目次

物販のテクニック大全(下巻

 

 

 

(5)無在庫販売

 

【実践】

無在庫商品の探し方

無在庫商品のリサーチ方法は基本的に、上巻で解説したリサーチ方法と特に変わりはありません。

 

唯一異なる点としては、「1点からでも仕入れができる販売業者」かどうかを調べることです。

 

とはいっても方法はとても簡単です。

 

 

④の項目は、仕入れロット数でソートすることができます。

 

アリババは2点からの仕入れが殆どのため、この項目を「1」と入力することにより、1点から仕入れ可能な商品を優先的に表示されることが可能です。

 

 

こちらの商品はソートで「1」と検索して、表示された商品です。

 

1点から仕入れ可能かどうかを確認する方法は、④が「1件」と表示されているかどうかで判断できます。

 

こちらの商品は、「1」で検索した商品ではあるものの、「3件」となっているため、1点からの仕入れはできません。

 

このように、どういうわけかこのソートに関しては、制度があまり高いとは言えず、1点から仕入れ可能な商品だけが上位に表示されるわけではないのです。

 

この機能を利用して表示された、気になる商品ページを確認していきながら「1件」と記載されている商品を見つけた場合は、その販売業者そのものをブックマークに保存してください。

 

1点から仕入れ可能な商品を出品している販売業者は、基本的に1点から可能な場合が多いです。

 

「1」とソートした検索結果から1つずつ確認するのは非常に手間がかかります。

 

1点から仕入れができる商品は販売業者そのものをチェックする方が圧倒的に効率的と言えるでしょう。

 

これを聞くと大変そうに感じるかもしれませんが、私の経験上、1点仕入れ可能な販売業者を見つけることができれば、10点以上はその業者から出品できる商品が見つかる印象です。

 

他にも、1点から仕入れ可能な商品を見つける方法として、代行業者BANRIで商品検索サービスを利用することで簡単に見つけてもらうことも可能です。

 

1回のリサーチ成功報酬として100円の手数料が発生します。

 

自分で数十分〜長くて数時間かかるリサーチを100円で代行してもらえると考えると、ガンガン活用するべきサービスだと言えるでしょう。

 

私も有在庫、無在庫に関わらず、リサーチした商品がどうしてもアリババで見つけられなかった時は、BANRIに依頼することもあります。

 

無在庫商品の探し方をまとめると、

 

①アリババで「1」とソート検索する

 

②表示された商品の中から1件と表示されている商品を探す

 

③その商品を出品している販売業者の商品をまとめてBASEに出品する

 

④どうしても求めている商品が見つからない場合はBANRIのリサーチサービスを利用する

 

①〜④の流れで進めていけば基本的に無在庫販売の商品を見つけることは難しくはありません。

 

無在庫商品の仕入れ方法を確認しておく

さて、1点から仕入れ可能な商品をある程度見つけられるようになったら、実際にBASEに出品していくわけですが(出品方法は(6)を参照)実際に売れた時にスムーズに対応できるように、実際の仕入れ方法を確認しておきましょう。

 

 

BANRIにログイン後、右上部の発注依頼→BtoC業務発注(無在庫販売)を選択。

 

 

 

 

すると、このような発注画面が表示されます。

 

「受取人」「住所」「郵便番号」「電話番号」には、ネットショップでの購入者の情報を入力してください。

 

「URL」「仕様」「色」「数」「単価」は、別巻で紹介したアリババの見方を参考にしながら入力を行ってください。

 

あとは、「見積もり依頼をする」を選択すれば、BANRIが代わりに出品業者と取引を行ってくれます。

 

商品の最終的な価格や在庫の有無等を教えてくれるため、基本は見積もりから依頼することをお勧めしますが、購入者への納期をできるだけ早めたい場合は、「買い付け依頼をする」を選択すれば

、見積もり依頼を飛ばしてすぐに買い付けを行ってくれます。

 

ここで今後の作業を楽にするためのワンポイントアドバイスです。

 

無在庫で出品できる販売業者を見つけた際は、エクセルに販売業者のURLを保存します。

 

その後、実際に仕入れた商品に対しては、「仕入れ可能」と表記しておくことで、データを積み上げていくことができます。

 

 

【補足説明】

無在庫商品を出品する理由

無在庫商品をネットショップに登録する理由は、「有在庫商品だけでは圧倒的に出品点数が少ないから」です。

 

仮に、有在庫商品だけで50種類の商品を出品する場合、1商品の原価が200円だとしても、在庫を各3つ確保しておよそ30000円あれば可能です。

 

しかし、50種類仕入れるということは、50種類もの売れる商品をリサーチしなければいけないことになります。

 

ネットショップを本格的にはじめて、メルカリ、仕入れ作業、集客と、やらなければいけないことが多い中で50種類もの売れる商品を見つけることは非常に困難です。

 

それこそ、毎日1日中作業できる時間があるのであれば可能かもしれませんが、仕事や家事をやっている中でそんな時間は確保できるわけがありません。

 

そこで、無在庫商品を絡めて出品することによって、リサーチをせずとも実質いくらでも出品種類を増やすことができるのです。

 

無在庫商品は手元に商品を置く必要はありませんから、出品して売れなかった場合でも決して赤字になることはありません。

 

有在庫で高利益の取れる主力商品を売るための引き立て役だと考えてもらえればいいのです。

 

無在庫商品は高額で出品し、有在庫で出品している商品を安いと感じさせるような価格設定にしましょう。

 

ビジネスの心理として「松竹梅の法則」というものがあります。

 

3つの価格帯で出品した場合、真ん中の価格帯の商品を購入するという法則です。

 

この法則を活用して、有在庫商品で一番下の価格帯と真ん中の価格帯を、無在庫商品で一番上の高価格帯の商品を出品すると良いでしょう。

 

はじめは2:8の比率で

無在庫の活用方法がわかったところで、このような疑問を抱く人が多いと思います。

 

「どのくらい出品すればいいのか?」

 

多ければ多い方が良い、というのが私の回答ですが、これだと漠然としています。

 

そこで、あなたが有在庫で出品する商品の割合が「2」だとすると、「8」の割合で無在庫商品を出品していきましょう。

 

有在庫で出品する商品を「10個」増やすたびに、無在庫の商品も「40個」増やしていく。

 

この割合で出品することが大変な場合は、ご自身なりに無在庫商品の出品方法の説明書を作成し、ランサーズやクラウドワークスのようなアウトソーシングサイトにて、外注依頼をしてみてもいいでしょう。

 

物販における外注依頼に関しては、後日の教材アップグレードの際に追加で説明する予定です。

 

みんながそろそろネットショップで利益を出し始めている頃だなというタイミングで追加するのでぜひ楽しみにお待ちください。

 

 

 

(6)ネットショップ作成(下)

 

【実践】
仕入れた商品の登録作業

ここからは実際に、BASEへ商品を登録していきましょう。

 

登録方法は直感的にできて非常に簡単です。

 

 

商品撮影

基本的な商品の撮影方法は、メルカリ物販の完全版で紹介しているテクニックとほとんど変わりません。

 

0001メルカリ物販攻略

 

ネットショップで唯一異なる点としては、可能な限り商品の写真を増やすことです。

 

私が実際に用意している商品写真の種類は、

 

①正面

②右横

③左横

④後

⑤右斜正面

⑥左斜正面

⑦丈夫

⑧裏面

 

最低でもこれだけの写真は用意していました。

 

 

説明文を考える

商品説明は以下の5項目を順番に埋めてください。

 

1この商品を購入することの変化(ベネフィット)

2その悩みを解決できる理由・根拠

3商品の特徴や使用方法

4商品のスペック

5発送方法や送料について

 

以上の5項目で悩みやすいのが1です。

 

例えば帽子の場合、この商品を購入することで得られるベネフィットは、

 

「その日の気分にあわせて帽子の色をお選びいただけます」です。

 

「カラーバリエーションが豊富!」ではありません。

 

非常に多くの方が、このベネフィットについて間違えた捉え方をしています。

 

カラーバリエーションが豊富なのは、その商品の特徴であり、悩みの解決ではありません。

 

一方前者の場合、「あなたは、その日の気分に合わせて帽子の色をお選びいただけます」と、購入者に対して悩みの解決を提示していますね。

 

つまり、あなたの商品を購入することによって、どのような問題が解決されるのかを、購入者目線で提示するのがベネフィットなのです。

 

購入者は、商品が欲しいから買うのではなく、その商品を購入することによって得られる未来が欲しいから買うことを忘れないでください。

 

商品のスペックを入力するためには、商品の情報が必要です。

 

商品の情報自体は、アリババやタオバオに記載されていますが、以下の画像のように中国語で私たち日本人にはわかりずらい仕様になっています。

そこで、GoogleChromeの翻訳機能を利用し、以下のように簡易的な日本語に翻訳してください。

 

すると、素材、サイズ、取り扱いの色を確認することができます。

 

大きさや色は、簡易的な日本語に翻訳するだけでも十分に理解することは可能でしょう。

 

ただ、素材に関しては、非常に雑な翻訳となってしまいます。

 

その場合、「わら 素材」とWEBで検索すると、解説してくれているページが出てくるので参考にしながら素材をBASEの商品ページへ記入していきましょう。

 

 

無在庫商品の登録作業

無在庫商品の場合の価格設定を説明しておきます。

 

 

画像の赤枠の写真をカラーバリエーションです。

 

それぞれの画像を選択すると、種類、価格、在庫数を確認できます。

 

この画像の場合だと、1個6元(1元およそ17円)で8236個の在庫があることがわかります。

 

赤枠の商品写真を選択できない場合、もしくは在庫数が0になっている種類は在庫切れとなっている可能性が高いので注意してください。

 

 

価格の決め方

価格を決める上で以下の費用を考えなければいけません。

 

仕入れ原価

6元×17円=102円

 

国内送料

中国の生産工場からBANRIまで発送してもらうための中国国内の送料が必要となります。

 

今回の帽子の場合、5元なので、およそ85円です。

 

 

国際送料

こちらは、BANRIからあなたのショップで購入してくれた方に直接届ける国際送料表です。

 

重さによって送料が変動します。

 

帽子自体は軽いですが、梱包などを含めると500gは超えそうなので、51元(867円)と想定します。

 

 

BANRIオプション手数料

無在庫販売は性質上、自身で検品することはできません。

 

そのためBANRIに検品作業等を依頼する必要があります。

 

そこで、「本体チェック85円」「梱包材料(無地)無料」「送り状作成、印刷43円」「送り状貼付け26円」の合計156円は必ず依頼します。

 

 

BASE手数料

BASEで商品が売れた際に必要な手数料は、合計で6.6%+40円が必要となります。

 

詳しい手数料の内訳については、以下の記事をご参考ください。

 

利益を乗せた金額で出品

ここまでにかかった費用のBASE手数料以外を合計すると、以下の通りです。

 

・仕入れ原価;102円

・国内送料;85円

・国際送料;867円

・BANRIオプション手数料;156円

 

合計1210円

 

ここから利益とBASEの手数料を上乗せして計算する必要があります。

 

利益率に関しては、様々な考え方がありますが、BASEの手数料や消費税などを考えると、50%を目安にしましょう。

 

諸経費で1210円必要なので利益率60%で販売するなら、

 

販売価格=1210円(諸経費)÷(1−0.5)で求めることができます。

 

この場合だと、2420円でBASEに出品することになります。

 

商品画像をキャプチャ

 

(1)の画像をキャプチャ保存し、BASEの商品登録ページに画像に挿入します。

 

キャプチャ保存する方法は、

 

Windows10の場合、[Win]+[Shift]+[S]

Macの場合、[Shift]+[command]+[4]

 

で指定した範囲をキャプチャで保存することができます。

 

アリババとタオバオの商品画像には、中国語が記載されている場合があり、そのような画像は使わないようにしましょう。画像編集の知識がある方は、文字を消してしまうのもいいです。

 

ちなみに(3)の項目が「1〜」となっていない場合は、1点から仕入れることができませんので注意が必要です。

 

アリババの場合は価格が安い反面、2個からの仕入れが多く、タオバオの場合は、価格がアリババに比べると高い反面、ほぼ全ての商品が1個からの仕入れに対応しています。

 

 

【補足説明】

とにかく完璧は求めない

どんなことにも言えることですが、100%の自信を持っていなくてもとにかくやってみることが重要です。

 

カメラマンではないから100点の写真は絶対に撮れません。

 

コピーライターではないから100点の商品タイトルや説明文は絶対に書けません。

 

物販を始めたばかりの頃は、売れる商品だけを百発百中で仕入れられることは絶対にありません。

 

納得していない状態にも関わらず、そこからずっと悩んでしまって進まないということは、そこが今の自分の限界点です。

 

限界の状態でいくら悩んだところで改善策が見つかるわけがありません。

 

繰り返しますが、そこが今の自分の限界ですから当然なのです。

 

少年ジャンプでお決まりの「限界突破だーー!」的なことは一切起こりません。

 

限界点を上げる方法はただ一つだけ。

 

やってみた結果から、反省し修正することです。

 

「ここが改善できそうだな」

「ここがだめって言われたな」

こう思うことが唯一成長している証。

 

はじめは30点だったものが、結果→反省→修正を繰り返していくことで10点ずつ上がっていき100点に近づいていく。

 

あなたがこれから育てていくネットショップも、まずは30点からでも保守的にならず堂々と運営していきましょう。

 

 

 

有在庫で利益を高く取る

一度にまとめて仕入れる有在庫の商品で高利益を取るように心がけてください。

 

無在庫は海外から1点ずつ仕入れるわけですから、当然送料も商品原価も高くなってしまいます。

 

無在庫で利益を取ろうと思うと、かなりの高額で出品しなければ利益は取れません。

 

無在庫は利益をあまり気にせずにやや高めくらいの価格に設定しておくことによって、有在庫の商品価格を多少高めに設定しても、高くはないむしろ安い印象を与えることができます。

 

1個200円で仕入れた商品でも、2000円で出品するくらい強気でも問題ありません。

 

私も120円で仕入れた商品を2800円で売っていたこともありました。

 

無在庫商品を4000円前後で出品して安く見せていましたし、 SNSからの集客や商品写真を何度も試行錯誤を繰り返してオリジナリティのあるものに仕上げていきました。

 

単純に、利益500円の商品を100個売るよりも、利益1500円の商品を33個売る方が全ての作業において圧倒的に楽であることは間違いありません。

 

他の出品者と競い合うメルカリではなく、自分しか出品していないネットショップだからこそ高利益が取れるのです。

 

ネットショップを運営していく上で、数を売るのではなく、いかに高利益を取れるかを考えながら立ち回ってききましょう。

 

 

(7)集客方法

 

【実践】

SNSで集客する

ネットショップの集客には欠かせない、Twitterの利用目的や活用術をお話します。

 

現在流行っている、個人を売るためにSNSを活用する方法とは、手法そのものが異なりますので、現在SNSで個人を売るための戦略を行なっている方は、一度思考をリセットさせて、お読みください。

 

SNSの導入目的

Twitterとを導入する目的は、ショップへの集客を行うためです。

 

SNSで集客を行う大きなメリットは以下の5つです。

 

・成果が出るのが早い

・SEOの知識が不要

・広告費が不要

・拡散を見込める

・ターゲット層にアプローチしやすい

 

成果が出るのが早い

ブログを書いて、Google検索からの流入(SEO)が得られるようになるまでの期間を考えると、SNSでの集客は非常に成果が出るまでがはやいです。

 

ブログを書いて集客するとなれば、ネットショップに毎日1桁のアクセスが安定するようになるのでさえ、素人が行うと半年〜1年は必要となってしまいます。

 

しかし、SNSからの集客では、早い方だと1週間後には毎日1桁のアクセスを安定して得られるようになるのです。

 

1桁の集客でこれだけの差があるのですから、毎日ショップへ3桁のアクセスを集めようと思うと、更に差が開くことになってしまうでしょう。

 

「ブログは資産構築型と言われているから、時間はかかるけどやった方がいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

 

確かにブログは資産構築型なので、長い目で見ると続けていく方が、将来的には強い集客力になるでしょう。

 

ただ、SNSは先ほどもお話したように、集客の成果が出るまでが早いので、確実に初期から運用していく必要があるのです。

 

ブログを長期的に運営しながら、SNSで即効性のある集客を行う。

 

こうすることによって、ブログの集客力が高まった頃には、ブログからもSNSからも集客できてしまう無敵の集客を手に入れることができます。

 

注意点として、SNSの集客には即効性はあるものの、継続しなければ落ちていくのもはやい媒体ですので、やはり継続して続けることは重要です。

 

 

SEOの知識が不要

ブログからの集客に時間がかかる理由は、SEO対策などの知識が必要だからなのですが、SNSはこのSEOの知識は一切必要ありません。

 

代わりに、フォロワーを増やしながら、あなたのショップに興味があるターゲットへの露出を増やすことが集客に繋がります。

 

実店舗で例えるとするなら、

 

SEOは、商品の売り上げを伸ばしながら、その売り上げを使って少し立地の良い場所に移転する。そしてまた稼いで、その売り上げを使ってさらに立地の良い場所に移転する。

 

移転を繰り返すごとに立地は良くなりますので、売り上げは伸びますが、次の更に良い立地に移転する費用も高くなります。

 

SEOは最終的な効果は計り知れず、うまくいくとそのカテゴリでは、日本一の有名店になる可能性を秘めているが、難易度はかなり高い。

 

一方、SNSの集客は、安い土地にお店を出店して、友人や身内などに商品を販売する。更にその知人に自分のショップを紹介してもらい売り上げを伸ばす。口コミが広まり、近所の人が集まり購入してくれる。

 

SNSははじめから売れやすい店舗として展開でき、それなりに広げることはできるが、誰もが知るような有名店になれるかと言われると実現性は低い。

 

それぞれを実店舗に例えたことで、話は少しずれてしまいましたが、SNSは集客の天井は低い代わりに、SEOほどの技術や労力を必要せずに集客効果を期待できるのです。

 

 

広告費が不要

ネットショップをはじめたばかりにSNSの集客をおすすめする最大の理由が、広告費が不要だという点です。

 

企業で自社商品を販売するような場合だと、集客のために広告費を捻出することができますが、個人で広告費まで費用を回すことは難しいでしょう。

 

 

拡散を見込める

Twitterには、投稿に対して、いいねやリツイートといった機能が設けられています。

 

このいいねやリツイート機能を活用することにより、あなたのショップがTwitterに投稿した商品情報が拡散され、多くのユーザーの目に届く可能性が秘められています。

 

いいねは投稿に対し、誰もが気軽に行っている行為でありながら、いいね数が多い投稿は、何かすごいアカウントじゃないのかとユーザーに思わせることができるため、いいねの獲得は非常に重要となります。

 

しかし、いいね以上にリツイートは、拡散される上でさらに重要な機能です。

 

リツイートをすることによって、リツイートを行ったユーザーのアカウントページにも、その投稿が表示されます。

 

つまり、自身の投稿を見ているフォロワーではなく、リツイートを行ったフォロワーの目にまで、投稿が露出されることを意味します。

 

そして、リツイートを行ったフォロワーがその投稿をリツイートすると、また新たなユーザーの目に届くようになり、このループが続くことで大きな拡散を生み出す結果となるでしょう。

 

いいねやリツイートを獲得するためには、拡散されるだけの内容や拡散したくなる人間の心理を突かなければいけません。

 

その辺りの手法については、同章で後術します。

 

 

ターゲット層にアプローチしやすい

Twitterのユーザーは、自己紹介や投稿内容から、どのようなものを好んでいるのかを推測することができます。

 

あなたのショップのターゲットに近いユーザーを見つけることができれば、そのユーザーと繋がっているフォロワーも、ターゲットに近い可能性が高いため、芋づる式にターゲット層を見つけることが可能です。

 

この、こちらからターゲットを見つけ出すことができるのはSNSだからこそであり、googleyahoo!からの検索の場合、ある程度ターゲットを絞ったアプローチは可能なものの、こちらから近づいていくことはできません。

 

ファンを作ることが大切と言われているこれからの時代、どちらからも近くことのできるSNSは必須な時代だと言えるでしょう。

 

 

 

Twitter初期設定

Twitterのアカウントを作成したら、投稿をしていく前にプロフィールを記載しなければいけません。

 

プロフィールは、あなたのアカウントが「どんなことを発信している人なのか」を明確にするために最も重要な部分となっています。

 

この段階で、「どんな人なのかわからない」と思われてしまうと、確実に離脱されてしまいますのでしっかりと攻略しましょう。

 

 

Twitterアカウント名

ここには、2つのことを記載しておく必要があり、あなたの名前もしくはショップ名と、あなたがどんな人かわかる肩書きです。

 

 

私のTwitterを参考にした場合、まずは「nikaido」と名前が記載されている部分には、個人名やショップ名を記載します。

 

次に、「学歴なくても200万」という部分には、パッと見たときにあなたがどういう人なのかがわかるようなキャッチコピーを記載します。

 

このキャッチコピーを見た人を惹きつけるだけのインパクトが非常に重要です。

 

これらを踏まえて上でネットショップ用のTwitterアカウントのタイトル例を考えていきましょう。

 

「〇〇shop」

 

これだと何を売っているのかもわかりませんし、インパクトも足りません。

 

「〇〇shop@アクセサリー専門店」

 

これで何を売っているのかは一目で理解できますが、インパクトには欠ける部分がありますね。

 

Twitter上には多くのアクセサリー専門店があるので、ただのアクセサリー店では、このアカウントを見てみようという決定打にはなりません。

 

「〇〇shop@古風なアクセサリー」

「〇〇shop@天然素材のアクセサリー」

 

パッと思いついたものですが、アクセサリーを販売していることがわかる上に、どのようなコンセプトの商品を取り扱っているのかがイメージできるようにしてみました。

 

ここで、何故パッと思いついた物を紹介したのかと言うと、Twitterのアカウント名は、

 

「〇〇(名前)@(区切りマーク)〇〇〇〇(キャッチコピー)」

 

この基本の型さえ守っていれば、そこまで難しく考える必要はないからです。

 

何を持って正解と言うのかは、Twitterのフォロワー数や集客の増減によってお客様が決めることなので、この段階では正解はわかりません。

 

何より、アカウント名は何度も変更できますから、みんなの反応を見ながら考えていきましょう。

 

 

ショップ商品を紹介する

アカウント名をとりあえず決めることができれば、さっそくあなたの販売している商品を紹介しましょう。

 

商品をTwitter上で紹介する際には、

 

・商品のキャッチコピー

・販売サイトへのリンク

・商品写真

 

これら3つは漏らすことなく必ず記載するようにしてください。

 

 

商品のキャッチコピー

商品の紹介をTwitterで投稿(ツイート)する行為自体を、鬱陶しいと捉えるユーザーが比較的多いSNSです。

 

そんな方は、もちろん販売サイトまで来てくれることもありませんし、それが一般的になっているTwitterだと普通に怪しいアカウントだと思われてしまいます。

 

ですので、商品の細かな説明を長々とするよりも、魅力的で惹きつけるようなキャッチコピーを記載して、残りの細かな魅力や、イメージは写真で伝えましょう。

 

 

販売サイトへのリンク

興味を示してくれたのに、どこから購入するのかわからなければ、ほぼ100%購入を諦めます。

 

余程のネームバリューがなければ、基本的にお客様には3秒以上悩まさないことを常に頭に入れておくようにしましょう。

 

URLは短縮URLだと、怪しまれるので相当長い場合を除いては、そのままのURLを貼り付けてください。

 

 

商品写真

商品写真は必ず載せてください。ここで商品写真を載せなければ、どれだけ魅力的なキャッチコピーを考えられてとしても、反応がよくなることはありません。

 

写真は、可能であれば3枚載せると非常に効果的です。とは言ってもいきなり1商品につき3枚もの写真を用意することは、慣れていないと難しいですし、リサーチや出品の業務追われて中々難しいかと思います。

 

ですので、商品をTwitterで宣伝する際には、まずは1枚だけでも載せることを心掛けてください。

 

今後、あなたのショップのファンができ、商品紹介の度に、売上の見込みが読めるようになって来た頃に商品写真を外注してもいいでしょう。

 

 

 

フォロワーを増やす手段

まず大前提として、フォロワーを増やす際に数字だけを見てはいけません。

 

あくまでも、あなたのサービスを必要としているユーザーからのフォローを獲得するための手段です。

 

それを踏まえた上で、フォロワーを増やす効果的な手段は以下の4点です。

 

・商品の紹介ツイートをする

・専門性のあるツイートをする

・こちらからアプローチをかける

・プレゼント企画を開催する

 

商品の紹介ツイートをする

商品紹介のツイートは最も基本的なTwitter運用方法です。

これから解説するフォロワーを集めるための手法を実践したとしても、あなたのアカウントを見た際にどんな商品を売っているのかわからない状態では、ここからショップへのアクセスに繋がりません。

 

最終着地点は、Twitterアカウントを見てもらうことではなく、あなたのショップにアクセスして購入してもらうことです。

 

 

専門性のあるツイートをする

ショップの商品情報だけではなく、そのジャンルに関する知識などをツイートすることによって、このショップはこの分野のプロなんだと認識されるようになります。

 

プロだと認識されると、投稿された内容に信頼性が上乗せされ、この投稿をリツイートして、自分も詳しい人だと思われたい という心理が働きます。

 

一例として、ファッションプレス(@fashionpressnet)というアカウントは、ファッションに関する専門性を高めるブランディングに成功しています。

 

ファッション系のツイートだけではなく、食べ物に関するファッションには関係のないツイートをしても、数百のいいねやリツイートを獲得しています。

 

そして、そこからWEBマガジンへの集客を行なっています。

 

つまり、専門性を高めることで拡散されやすい状況を作り出すことができるのです。

 

 

こちらからアプローチをかける

「ターゲット層にアプローチしやすい」でもお話したように、こちらからターゲットに向けてアプローチをかけることも、フォロワーを増やす上では重要なことになります。

 

方法としては、いいねとフォローをするだけです。

 

これだけでも相手からフォローをもらえることは多いですし、ショップ関係のアカウントであれば尚更、フォローが返ってくる可能性は高いでしょう。

 

いきなりいいねやフォローをしたら嫌がられるんじゃないのか、と思うかもしれません。

 

ですが、そこは気にせずにガンガンいいねやフォローをしてください。

 

余程あなたの販売している商品が嫌いな人でない限りはそのようなことを思われることはありません。

 

販売する商品がレディースアクセサリーだとした場合、

 

同ジャンルの有名ショップ(価格帯が同じだと効果も高い)の名前を含め「〇〇ショップ 買った」や「〇〇ショップ 可愛い」とTwitterで検索をかけて、ヒットしたアカウントをフォローします。

 

目安としては、1日に20人ほどフォローすることが望ましいですが、あなたのアカウント自体の投稿が少ない状態だと、フォローを返しくれる可能性は下がります。

 

ですので、1日20人ほどフォローをするのと同人進行で商品紹介の投稿も忘れずに行いましょう。

 

 

 

ツイート内容

実際に効果のあるツイート内容を紹介します。

 

1)商品詳細ページのURL
2)商品画像(できれば3枚)
3)商品の説明
4)関連するハッシュタグ

ツイートにはこれらを入れるように意識してください。

3)の商品説明は慣れが必要なのですが、少しコツを紹介すると、

〇〇で〇〇だからおすすめです。のような一般的な文章ではなく、
「〇〇はもう嫌ですよね?」「〇〇を〇〇にしたいと思っていませんでしたか?」のような悩みに問いかけるような文章にすると反応がよくなります。

 

また、基本である商品紹介のツイートは、商品の写真は必ず使ってください。

 

できるだけモデルが写っている写真、モデルがいない場合は、パッと見て商品がわかるものにしましょう。

 

ツイートの本文は、長くしないようになるべく短い文章を心がけてください。

 

一番伝えたいことを先頭に持ってくるのが基本です。

 

縦スクロールで一気にスクロールしながらツイートを眺めるユーザーが多いため、一言で相手の気持ちをつかむ必要があります。

 

私がおすすめするのは、ターゲットにしているユーザー層と同じ喋り口調で書く方法です。

 

そうすることによって、宣伝臭さがなくなり、いいねやリツイートをする抵抗をなくすことができます。

 

特にショップの知名度が低く、ファンもついていない時期は、効果的な手法です。

 

ある程度、発信力がついたと感じたタイミングで本格的な文章で商品の宣伝をしましょう。

 

 

 

リツイートをする

自分の投稿だけではなく、同系統のジャンルで既に知名度のあるショップのアカウントの投稿をリツイートすることによって、専門性の高さを演出することができます。

 

ただ、注意点として、リツイートばかりで自身の投稿がないと逆効果となってしまいますので、やり過ぎは禁物です。

 

 

ジャンルに関係のあるツイートのみ

「そんなことくらいわかってる!馬鹿にするな!」と言われそうですが、ショップ専用のTwitterアカウントには、全く関係のない焼肉の写真や家族旅行の写真は載せないでください。笑

 

あなたが感じてる以上に、他のユーザーから見ると、あなたはプロの販売業者だと思われています。

 

そんなプロだと思っているアカウントでいきなりプライベートな投稿をされると、一気に冷めてしまう方も少なくはありません。

 

また、アカウントのページまで来てもらえたとしても、投稿している内容に統一性がなければ、情報量の多さで混乱してしまい、離脱されやすくなります。

 

天然素材のアクセサリーを取り扱っていくのなら、

 

・販売商品の紹介

・天然素材の魅力

・天然素材の加工方法

・アクセサリーの豆知識

 

このように、発信していく情報は、常に販売している商品と繋がる投稿なのかどうかを意識しながら発信していきましょう。

 

 

同業者は積極的に利用する

「利用する」は少し言い方が悪くなってしまいますが、Twitter上で同じようにオンラインでの販売を行なっている同業者には積極的に絡んでいくようにしましょう。

 

そうすることで、あなたの投稿を見た同業者から「いいね」「リツイート」をしてもらえる機会が増え、その投稿を見た、現在同業者のアカウントをフォローしているユーザーの目にもつきます。

 

つまり、同業者からの「フォロー」「いいね」「リツイート」「リプライ(コメント)」これら全てが集客に繋がるのです。

 

あなたができることは、まずは同業者のアカウントを探してフォローする。

同業者の投稿に「いいね」「リツイート」「リプライ」

同業者から同じ様に「いいね」「リツイート」「リプライ」をもらえる

あなたのアカウントと投稿が拡散されてフォロワーが増える

 

注意点として、あなたが同業者にアプローチをしたからと言って、必ずしも反応があるわけではありません。

 

基本的にこちらから積極的に何度もアプローチをかけることによって、ようやく反応がもらえると思ってください。

 

反応は1日にしてならず。

 

ちなみにツイッターのフォロワーがあなたのフォロワー数と近ければ近いほど、反応してくれる可能性は高いですが、拡散力は低いです。

 

逆に、フォロワー数があなたよりも多い方は、数回のアプローチでは反応してくれる可能性は低いですが、1度反応してもらえるだけでも拡散力は高いです。

 

 

ツイートアクティビティで解析

ツイートアクティビティとは、ツイッターであなたが行なった投稿をどれだけの人が見たのか?どれだけの人がその投稿きっかけでプロフィールまで見に来てくれたのか?を知ることのできる非常に便利な機能となっています。

 

ツイッターを利用している方であれば、特別な設定不要で、誰でも完全無料で利用することができるので使わない理由はありません。

 

月額2000円くらいでも私は使います。それだけ優秀な機能です。

 

ツイートアクティビティの使い方と活用方法は至ってシンプルです。

 

インプレッション数は無条件であなたの投稿が相手に表示された時点でカウントされるものなので、インプレッション数単体だけで見るとそれほど意味はありません。

 

重要になってくるのが、実際にあなたの投稿をクリックして詳細表示してくれたユーザーの数をカウントするエンゲージメント数です。

 

このエンゲージメント数が多ければ多いほど、その投稿は反応がいいということになります。

 

そして、このエンゲージメント数が多い投稿に「いいね」も多くついている場合は、見ている方にとって、有益な情報、拡散したい情報だということです。

 

フォロワー数の1%の「いいね」が付く投稿は、あなたのユーザー層に求められている投稿だと、インフルエンサーの中では言われています。

 

100人のフォロワーがいて、ようやくいいねを1つ貰えるかどうか。本当にそうだと思います。

 

Twitterで毎日多くの投稿をしても、いいねを1つ貰えるかどうかなんて、継続するモチベーションには繋がりませんよね?

 

ただ、これまでお話してきたように、しっかりとあなたの販売する商品を意識したプロフィールの作成、投稿ができていると、フォロワーが1000人を超えた頃には、アベレージで1%のいいねは余裕で貰えるようになります。

 

ここまでくると、投稿の度に反応があり、モチベーションを維持できるようにもなってくるはずですので、諦めずに、まずはフォロワー1000人を目指しましょう。

 

 

メルカリで売れた商品を利用する

メルカリで売れた商品を利用して集客することも可能です。

 

ネットショップを運営しながらもメルカリを続ける最大のメリットはネットショップへの引き込みです。

 

送付する箱や封筒にネットショップのURLやQRコードを印刷して配送してください。

 

それが難しければ、URLQRコード記載したチラシを同封してください。

 

お客様の送料で、自社をCM・ユニークアクセス・商品売却 と、販売、広告、SEO3つができます。

 

実際に、Amazonやメルカリで商品を購入すると、名刺やハガキサイズのチラシが同梱されていることがよくあります。

 

 

丁度この教材を書いている期間で購入したショップから送られてきた商品の中にも写真のようなチラシが入っていました。

 

はじめはここまで凝る必要はないので、まずは簡易的なチラシから作ってみましょう。

 

Googleからのアクセス

 

SNSの集客に力を入れている合間に、時間に余裕があればGoogleからのアクセスを集めるためにも、少しずつブログを始めてみてもいいでしょう。

 

現在では、はてなブログやアメブロといった、無料でブログを始められるサービスもあり、設定や利用方法もネット上に十分出回っているので、誰でも手軽に始めることができます。

 

ブログを利用することの必要性、それによって得られる効果を重点的にお話していきます。

 

 

ブログは継続できれば勝てる

Twitterの章でも同じことを言いましたが、ブログも結局は継続できる人が勝ちます。これはどんなプロブロガーに聞いても同じことを言われるでしょう。

 

どんなコツや裏技を聞いたところで、成果が出るのには仕組み上どうしても時間がかかってしまうのです。

 

私のブログは、現在1日に1000PVほどありますが、ブログをはじめてからのPV数の推移は以下のようになっています。

 

初月;日10PV

3ヶ月後;日100PV

半年後;日300PV

1年後;日700PV

1年半後(現在);日1000PV

 

こう見てみると、3ヶ月までの伸びがかなり悪いですね。3ヶ月頃までは、ほぼ毎日記事を書いていたのにも関わらずこの数字です。

 

ただ、100PVを超えたあたりから、別業務が忙しくなったことで毎日更新を辞めましたが、右肩上がりでPV数が伸びはじめました。

 

そこからも、一時的に停滞することもありましたが、基本的には現在も右肩上がりでPV数は伸び続けています。

 

日1000PVを獲得する物販ブログを作ることができれば、そこからのアクセスだけでも毎月生活には困らないほどの収入は得られるようになっているはずです。(雑記やアフィリエイトブログは無理)

 

私の本音は、未来を信じてとにかく今は毎日更新を続けて欲しい!と言いたいところなのですが、毎日仕事や育児に追われていては、肉体的、精神的にも厳しいはずです。

 

ですから、更新頻度は自分のできる範囲でやってください。1週間に1度くらいでも全然問題ありません。

 

ゆっくりでも続けることができれば、ライティングのスキルも高まってきますし、一念発起して半年後に毎日更新をスタートしたとしても、今から1週間に1記事書いているだけでも半年後には、24記事の差がついているのです。3日に1記事だと60記事も書いてることになります。

 

半年後にはブログもあなた自身にも明らかな差がついているはずです。

 

これをお話ししたところで、Google集客からの成果を経験していないからか、現実味を感じられずに始めない、始めてもすぐに辞めてしまう方が9割以上です。

 

 

ブログで得られる主な効果

 

これから物販を行なっていくことに並行して、ブログを活用することで得られる主な効果は以下のようなものです。

 

・ショップへの集客になる

・コンテンツが充実することでブランド力が向上

・SNSで拡散される機会が増える

・リピーターを繋ぎ止めやすくなる

 

ショップへの集客が期待できるのは当然であって、もっとも重要な部分でもあります。

 

販売している商品の紹介や、それに関連する知識を紹介していくことで、Google検索からあなたのブログにアクセスしてくれる機会が増え、結果的に集客に繋がります。

 

集客の効果がでてくるようになると、ブログにはそれなりに質の良いコンテンツが並んでいるはずですので、初めてあなたのブログを見た人からすると、「詳しいことをたくさん書いているからそれなりに有名なブランドかもしれない」こう思われるようになり、ブランド力が高まります。

 

更に、ブランドとしての価値が高くなってくると、そんなブランドを知っている自分を凄いと思われたい、家族や友人に共有したい、といった心理が働き、SNS上でも拡散されるようになってきます。

 

実際に、二階堂が運営しているファッション系のネットショップでは、Twitter上に日々、「〇〇のこれ買ったよ」「〇〇の商品をレビューしてみた!」などの投稿で拡散され続けています。

 

ブログを始めて専門性が高まれば、自然とSNS上でも効果が現れるようになります。

 

 

おすすめのブログサービス

 

ブログを活用することで得られる効果を紹介したところで、「無料で始められるブログサービスが多すぎてどこで始めていいのかわからない」こんな疑問がでてくると思います。

 

せっかく始めるのならドメインを取ってワードプレスで始めよう、と始められる方を見かけますが、続くかどうかわからない状況でいきなり費用をかける必要はありません。

 

知識があれば別ですが、ワードプレスでブログを開設するために、プロに作成を依頼すると数万〜数十万円、そこからドメインやサーバーの維持費も必要になってきます。

 

ブログを続けられなくなる原因は、めんどうになった以外にも、不慮の事故や急な転勤など、様々な理由が考えられますから、まずは無料で気軽に様子を見ながら始めるべきなのです。

 

そこで、無料という条件で、おすすめのブログサービスは間違いなく「はてなブログ」です。

 

最近では収益目的での利用が可能になった「アメブロ」も注目されてはいますが、ブログのデザインカスタマイズの自由度は、はてなブログには到底敵いません。

 

また、はてなブログを始める上でわからないことがあれば、Googleで検索すればほぼ100%解決策や設定方法を紹介してくれています。恐らく解決できない悩みはないはずです。

 

はてなブログに新機能の追加や仕様変更があったとしても、次の日には対処法が紹介されているレベルです。

 

それほどまでに完全に網羅されています。

 

二階堂も、物販で起業する以前は建築関係の仕事をしていたこともあり、プログラミングの知識はもちろん、自分の名前すら入力できない状態からはてなブログを利用できていたわけですから、あなたなら間違いなくスムーズに利用できるはずです。

 

 

【補足説明】

結果の早さはメルカリ>SNS>Google

 

商品が売れることが第一の目標だとすると、その目標を達成できる早さは圧倒的にメルカリに軍配が上がります。

 

なので私は、副業で物販を始める最初の手法としてメルカリをおすすめしているのです。

 

そのあたりのメルカリの魅力については、メルマガやメルカリ物販の完全版で解説してきたので理解されていると思います。

 

その次に結果が早いのはSNSからの集客です。

 

メルカリには及ばないものの、Googleよりも遥かに結果が出るまでは早いです。

 

その理由として、Googleはサイトそのものが評価されるようにならなければ検索結果にすら表示されない一方で、SNSはアカウントそのものに力がなくても、フォロワーには投稿が無条件で表示される上に、狙ったワードのハッシュタグを付ければ一時的に最新の投稿として上位に表示されるからです。

 

SNS集客の感覚としては、Googleよりもメルカリの仕組みに近いように感じます。

 

ただ、「物を買うために見ているかどうか」という点において考えると、SNSはメルカリよりも少し根気が必要でしょう。

 

 

効果の高さはGoogle>SNS>メルカリ

 

結果の早さだけを見ると、メルカリに軍配が上がりましたが、継続的な効果の高さだとメルカリはGoogleと SNSよりも一気に下になります。

 

SNSは、フォロワーというファンを増やすことできます。

 

そのファンに対して、メルカリのように商品そのものではなく、ショップコンセプトやツイートする文言などによって更にアピールすることが可能です。

 

もちろんGoogleにネットショップそのものを掲載することも、記事やホームページでアピールすることも可能なのですが、 SEOに対して豊富な知識を持っている人と勝負するのは今の時代あまり現実的ではありません。

 

個人同士の勝負ならまだしも、企業でも当然のように SEOには力を入れているため、到底敵わないでしょう。

 

メルカリは、結果が早いけど継続的な成果は難しいからこそ初心者におすすめし、

 

継続的な成果だけを見ると効果は抜群ですが、結果を出すのが年々難しくなっているGoogle(SEO)よりも、メルカリの仕様に近いが拡散力のあるSNSをこれから全力でおすすめしているのです。

 

いきなり大きな結果は期待しない

 

ネットショップで月収30万円以上を達成することはもちろん可能です。

 

この「物販のテクニック大全」を参考書のように使っていただければ、更にその可能性はグッと高まります。

 

ただ、だからといっていきなり大きな結果を期待してはいけません。

 

これを下巻まで全て読んだから、全てが思い通りになって来月に月収30万円稼げてる!なんて思わないでください。

 

どんな状況でも失敗は絶対に避けられませんし、思うようにいかないことは必ずあります。

 

まずは、ネットショップで1個売れるようになるまで。

 

1個売れたら次はもう1個売れるように。

 

1ヶ月で5個を目標にやってみよう。

 

ポツポツ売れるようになってきたから2日に1個売れるように集客に力を入れてみよう。

 

アクセスは集まってきているから、購入率を上げるために商品写真をもっと綺麗に撮れる研究をしてみよう。

 

毎日1個は売れるようになったから、利益率を上げて月10万円の利益を目指そう!

 

このような感じで、小さな目標に向かって着実に成長していきましょう。

 

この教材もまだ未完成です。

 

ですが、もっと有効に利用してもらえるように私も日々アップデート内容について考えています。

 

あなたがロードマップを見ながら進めていく間に、今後必要になってくる知識を詰め込んでいきます。

 

この教材で実践できることをやり尽くしてもいないのに、更に上のステップを求めないでください。

 

少し生意気な感じに聞こえるかもしれませんが、それこそがいきなり大きな結果を期待してしまっている心の現れなのです。

 

常に意識的にストップをかけながら今やるべきことだけに全力を注ぎながら進めていきましょう。