・1.メルカリアカウントの効果的なプロフィール設定 ・2.【実証済み】売れる商品を見つける最強のリサーチ方法
・3.資金を枯渇させないための仕入れ術
・4.特別な機材一切不要!!写真撮影と加工のテクニック
・5.売れ行きを大きく左右する出品時の裏技
・6.送料を抑えられる適切な発送方法
・7.本業に繋げるために必要な今後の展開の提案 |
大きく分けて以上の7つの手順です。
順番に進められるように構成している上に、難しい言葉は極力控えるようにしているため、今からあなたの作業だけに集中してついてきてくださいね。
1.メルカリアカウントの効果的なプロフィール設定
メルカリは誰でも簡単に売買ができる便利なアプリですが、売れるようにするためには、購入を検討しているユーザーのことを考え抜き、多くのライバルと差をつける必要があります。
そこで、まずはじめにメルカリアカウントのプロフィールを設定していきましょう。
プロフィールの必要性は、ユーザーが以下のようなアクションを起こした場合です。
1.あなたの出品している商品を見つけたユーザーが、他にどんな商品を出品しているか確認するためにプロフィールのページに一度移動する。
2.購入の判断材料として出品者の評価を確認するためにプロフィールページに移動する
上記いずれも基本的にユーザーが起こしやすいアクションであるため、プロフィールを設定することの効果は決して低くはありません。
最低限記載しておいてほしい事項が以下の通りです。
・発送までの日数 ・コロナの影響により、除菌済みの記載 ・全ての商品が新品未使用であること |
【例文】 商品のお支払い確定後1〜2日程度で発送させていただきます。
交通状況や祝日、年末年始等の影響により多少の遅れがある場合、取引メッセージにてお知らせ致します。
商品到着後、商品のは破損等がございましたら評価の前に取引メッセージにてお知らせください。状況を確認し、交換もしくは返品の対応を行わせていただきます。 |
【コロナウイルス感染拡大対策】 商品は全て除菌済みの状態で梱包発送を行っています。 |
最後に、新品商品とはいえ、稀に細かな傷や汚れがある場合もあります。そのことを記載しておかないと商品到着後のトラブルにもなりかねません。
出品している商品は全て新品未使用です。稀に大量生産による細かなキズ等や汚れがついている場合もございます。使用したことによって付着したものでありませんので予めご了承ください。 |
【全品割引中】 【セール開催中!】 【即日発送可能】 【〇〇%OFF】 |
2.【実証済み】売れる商品を見つける最強のリサーチ方法
今回のメルカリ物販の完全版で利用する仕入れサイトは、国内最大級の規模を誇るNETSEA(ネッシー)を利用します。
NETSEAの詳細や登録時の注意点は、私のブログで紹介しています。こちらのNETSEA(ネッシー)の評判は?個人が使う時の注意点も【明細公開】を参考にしてください。
さて、NETSEAの登録が終わったところで多くの方が頭を抱えるリサーチ方法を紹介していきます。
私は以下のことを実践し、月収80万円をメルカリで稼ぎました。
・リサーチの必要性 ・戦略のご提案 ・メルカリを使ったリサーチ ・需要のあるワードで推測する方法 ・雑誌からリサーチする方法 ・テレビドラマからトレンドを仕入れる方法 ・注意が必要だが効果絶大な手法 ・やってはいけないリサーチ方法 |
それでは1つずつ見ていきましょう。
リサーチの必要性
物販とは安く買って高く売るのが基本です。自分好みの商品を適当に仕入れて販売していては利益が発生するどころか、むしろ赤字です。
国内仕入れは、海外からの輸入に比べると1個当たりの利益は低いのですが、回転率を底上げすることで驚くほどの収入が見込めるのです。
今回紹介するのは、そんなメルカリ物販には欠かせない最重要事項である売れる商品のリサーチ方法です。
リサーチの方法は様々ですが、効果的なリサーチ方法だけを厳選して覚えておけば十分です。
ネットに転がっているような方法を全て試す必要は全くもってありません。
浅く広くより、深く狭くが最も理想的であり効果的です。
・実際に売れている商品
・注目を集めている商品
・変わった角度からの商品
以上3つを常に探すことを意識していただきながら、これから紹介する仕入れ方法を参考にしてください。
また、最後にはやってはいけないリサーチ方法についても解説しております。マイナーな方法なのですが、稀にやられている方もいるようなので念のため、おまけ程度に目を通しておいてください。
戦略のご提案
リサーチと同等かそれ以上にブランディングは最重要です。
ブランディング思考は常に大切にしてください。
私は独立当時ブランディングを甘く見て失敗した経験があるため、経験者の一次的情報として忠告させていただきます。
ブランディングといっても何もファッションブランドを作るだけでなく専門店化するだけでもいいです。
例えば、
〈例〉文具店→ペン専門店→フランス製ペン専門店
〈例〉雑貨店→アジアン雑貨店→タイのコットンランプ専門店
〈例〉メンズ服店→渋谷系セレクトショップ→インディアンアクセサリ専門店
〈例〉レディース服店→お姉系セレクトショップ→LAファッション専門店
〈例〉コスプレ用品店→撮影用衣装ショップ→バレエ衣装専門店
上記の例のように、右に推移していく形でノーブランド品は専門化していくと、良いかと思います。
実際にメルカリですと、夏にハーフパンツ専門店で絞ったアカウントで大量に売れるようになった方を知っています。
夏が終わったら、ライダース専門店に変えて稼いでいたので、非常に賢い方だと感心しました。
ブランディングのために、雑誌などを読んでもアイディアが思い浮かばないようでしたら、色々売って売れ行きの良いアイテムを専門化して、専用のアカウント、ショップを作るといいでしょう。
理想として、フリマアプリやオークションのように複数アカウントが安易に作成できるプラットフォームの場合は、ブランディングで絞ったアカウントを複数分野で確立していると、高収入安定や、独自WEBなどへの垂直展開が見込めます。
また、実際にこれまで多くの方の販売アカウントを診断してきましたが、ここのブランディングが上手にできている方は国内仕入れでもある程度の利益をだしていました。
とは言っても、これから物販を始める方はリサーチに慣れるためにも、ジャンル問わず売れる商品をバンバン探して販売しても問題ありません。
リサーチに慣れてきたなと自分で感じるようになったあたりからブランディングを意識していきましょう。
売れている商品を参考にする方法
さて、ここからは実際にリサーチの方法を解説していきます。
まず紹介するのは、既に物販で利益を出している人が販売している商品を真似させてもらい自分も販売する方法です。
同じプラットフォームで売れている商品を仕入れるので間違いなく売れるというメリットがある反面、既に販売されている商品ということは、自分も参入することで価格競争が起きやすくなり、相手によっては短命な商品になることがあります。
しかし、この手法は最も簡単なため、単発の利益だと割り切って、じっくりリサーチと並行して仕入れて続けてください。
稀に、参入することで真似した相手が販売を諦め、そうなると思いもよらない主力商品となることがあります。本当に稀ですが、、、
メルカリ・ヤフオクリサーチ
メルカリもヤフオクでも仕入れたい商品のカテゴリで検索を行ってください。
メルカリの場合は、詳細検索で販売状況を売り切れに設定し、ヤフオクだと落札済みで設定してみましょう。
これからしばらくはこの仕入れ方法をメインで行うことになるため、以下の別ページでわかりやすくまとめています。
別途の資料の方法でリサーチする際のコツは以下の通りです。
仕入れサイトから仕入れている商品かどうか見極める方法として、
【1】プロのカメラマンが作成したような、素人には難しいような写真を使用している場合
独自のECサイトやAmazonなどではなく、メルカリやヤフオクのような誰でも出品できるようなプラットフォームに出品している方がカメラマンに撮影を依頼していることはまずないと考えていいでしょう。
【2】写真に写っている人物が明らかにモデルを起用している場合
NETSEAを見ていただければわかるとは思いますが、仕入れサイトで売られているような商品に人物が写っている場合、モデルを起用しています。
【3】極端に画質が荒い写真
仕入れサイトの商品写真は非常にクオリティの高いものばかりです。その写真をそのまま利用してメルカリに出品しようと考える出品者は大勢ます。
仕入れサイトの写真を利用するために、ダウンロードではなくキャプチャ保存で使用する出品者が多いことから、どうしても画質が荒い商品写真になってしまうというわけです。
ただ、最近ではキャプチャ保存のアプリも進化していますから、必ずしも画質が荒いとは言い切れません。1つの手法として覚えておきましょう。
【4】クオリティの高い写真なのに1枚しか掲載されていない。
仕入れサイトの商品の中には、商品画像が1枚しか掲載されていないものがあります。
例え複数枚掲載されていても、社名を記載していたり、仕入れていない色違い商品も写っている場合があるため、結果的に1枚しか利用できない場合も多々あるのです。
以上の4つの項目が当てはまれば当てはまるほど、仕入れサイトから仕入れたら商品である可能性が高くなります。
需要のあるワードで推測する方法
次は少し専門的なリサーチ方法になりますが、とても簡単な割にターゲットに している方の動きを理解することができます。
ブランディングをする上で重要な要素になり、これから仕入れるべき商品も見えてく るはずです。
また、販売に慣れてきて他のビジネスを始める際にも使用する機会の多い手法なので、覚えておいて損はありません。
始めるばかりの頃は必要性をあまり感じられないかもしれませんが、本当に重要な要素になりますので手を抜かずにしっかりと活用してください。
ラッコキーワード
上記のサイトは入力したキーワードがどのようなキーワードとあわせて検索さ れているかを調べるサービスです。
例としてスマホケースと検索すると画像のようにキーワードの一覧が表示されます。
このキーワードを右上の「全キーワードコピー」からコピーしてください。
キーワードプランナー
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
次に使用するのがキーワードプランナーです。
使用するにはアカウントを無料作成する必要があるので登録してください。
アカウント作成後、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を開きます。
先ほどラッコキーワードでコピーしたリストを貼り付けて「開始する」を選択。
すると先ほどペーストしたキーワードの月間平均検索ボリュームが表示されます。
上から検索数が多い順で表示され、一番上の月間検索ボリュームは 10 万〜100 万とかなりの数字で需要があることがわかります。
以前までは詳しい数字が表示されていたのですが、現在は大まかな数字で表示 されるようになってしまいました。
詳しい数字を知るには実際に広告を出稿すると見ることができますが、そこまで知る必要もないのでこれで十分でしょう。
このデータを見て読み取れることの一例を紹介します。
「スマホケース 手作り」の検索数が多いことから、ハンドメイドやスマホケースを作成する部品が売れることが読み取れます。
また、「スマホケース iPhone11」が多いということは、やはり最新のiPhoneケースは需要が高いということが読み取れます。
他にも韓国のブランドではなく、韓国に関連するデザインのスマホケース全般の需要が高いとも読み取れますね。
雑誌からリサーチする歩法
ファッション雑誌や便利アイテムの雑誌なんかに掲載されている商品のデザインが酷似している商品は本当に売れます。
センスがなくても雑誌で取り上げられている商品を片っ端からNETSEAで調べ て仕入れるとそれだけでも十分な稼ぎになります。
非常に手間のかかる作業なので、副業でやっていたり、他の業務が忙しい場合にはなかなか時間が取れないのがこの手法のデメリットでもあります。
ただ、始めのうちは仕入れ商品を探す能力を身に付ける意味でも勉強だと思って取り入 れてみてください。
ブランディングがうまくいかない場合も、雑誌を参考にすることで見えてくることもあります。何かの雑誌をまるまる1冊参考にするのも一つの手です。
雑誌を買いに行くのが面倒な方は、月額で読み放題のサイトもあるので調べてみてください。
トレンドを知るならテレビドラマ
テレビを観ない方が増えていると言われている時代ですが、 それでもテレビの効果はいまだに絶大です。
今まで全然売れなかった小物、雑貨、インテリアなんかに似ているものが、ドラマで使われた途端から急に売れ出すことも珍しくありません。
例えば、ダニエルウェリントンの腕時計がドラマの影響をもろに受けたものの1つです。
それまでは特に目立つブランドではなく、ましてや若い世代の人たちが身に着けるブランドではありませんでした。
しかし、ドラマやCMで有名女優達が身に着けだしたころから急激に知名度が上がりました。
今までなんとなく観ていたテレビも、これからはリサーチの目を光らせながら観ていれば思わぬ収穫があるかもしれません。
注意が必要だが効果絶大な手法
これはやり方を間違えると危険なため、実践するのであれば注意が必要です。
世の中人は偽ブランド商品が非常に多く出回っています。
ノーブランド商品だと思って仕入れたものが偽ブランドだったなんてことも珍しくはありません。
これを逆手にとって、 人気なブランド品のデザインに寄せて作っているような商品を仕入れサイトで探して仕入れるのです。
いくらデザインが似ていてもブランド名、価格、デザインが違っていれば偽ブラ ンド品という扱いにはならず、全く違う商品としての扱いになります。
この画像の商品は、先ほど紹介したダニエルウェリントンに似ていますが、価格帯、ブランド名、デザイン、この3つがどれも完全には一致しないため、偽ブラ ンドではありません。
ノーブランド品でもマイナーブランドも、有名ブランドや流行りを取り入れていることが基本なため、何かに似てしまうのは当然です。
この方法も別にグレーなどではなく1つの正攻法の手段に過ぎません。
効果は絶大なので一度お試しください。
ただ、くれぐれも目先の利益に目が眩み偽ブランドを仕入れるようなことはしないでくださいね。
やってはいけないリサーチ方法
最後にやってはいけないリサーチ方法をご紹介します。
それは、 「メルマガに登録してくれた方には無料で売れている商品を教えます。」 と言っている人から教えてもらった商品を仕入れる方法です。
彼らは適当に過去に売れた実績のある商品を教えているだけで、目的は自分のメルマガに登録してもらうことなのです。
決してみんなに稼いでほしくて教えているわけではありません。どんな商品でも過去に1つくらいは売れているのは当たり前なことです。
万が一本当にいくつも売れている商品だったとしても無料で教えているものというのは、すぐにライバルが増えて稼げなくなってしまいます。
また、無料で教えてもらった商品だけを仕入れて販売していては、リサーチ力が一向に成長しません。
自分の力で稼げるようにするためにも、大変ですが自力でリサーチする力を身に付けましょう。
3.資金を枯渇させないための仕入れ術
これから少ない資金で物販を始める人にはぜひ知っておいてほしい仕入れの基本をお教えします。
例えば、アパレル商材なんかは、仕入れた物が思うようなペースで売れずに商品が売れる季節が過ぎてしまった、なんてことが起こります。
そうなってしまうと、売れない在庫、つまり不良在庫を抱えてしまうことになってしまいます。
このような事態に陥らないためにも、仕入れ方のポイントはしっかり押させておく必要があるのです。
さて、この仕入れ術は今回のメルカリ物販に合わせて、個人で小ロットで仕入れることを前提としてお話します。
とは言っても、すごく単純なことです。まず、あなたがいくつか気になっている商材を1種類につき3個仕入れてください。
この3個が非常に重要な数字となります。
商品を3個仕入れるだけで売れる商品かどうかの確認はもちろん、商品自体の品質までわかってしまうのです。
詳しく説明すると、
(1)出品した商品が1つ売れた場合は需要はないがたまたま売れてしまった可能性が考えられます。
(2)そこで2個目を出品するのですが、それが売れた場合でも上記の可能性は否めません。
(3)ダメ押しで3個目を出品してまた売れるのであればその商材は売れるものとほぼ確信できます。
需要のないものを個人が販売して立て続けに3個も売れることはあまり考えられません。
更に3個売れるまでの間隔が狭ければ狭いほど更に売れる商品だという可能性が高くなります。
そして、もう1つ重要なのがその商品の品質です。
新規の顧客から複数種類を1つずつ仕入れると、仕入れ先の業者はサンプル購入だと考えるため、中でも特に品質の良いものを送ってきます。
この時点で、ここは優良な業者だと信じてしまってはいけません。
何故なら、明らかに個人レベルの数量を仕入れると、在庫処分も兼ねて粗悪品を送ってくる悪徳業者がいるからです。
粗悪品は処分するのが基本ですが、それだけ損失を出していることになるため、可能ならば売ってしまいたいのが業者の本音です。
ですが、大量に購入してくれる企業やお得意様に粗悪品を送るのはリスクが高すぎるため、送ることはできません。
そこで、個人レベルで仕入れる客が粗悪品を送りつける標的となってしまうわけです。
もちろん全ての業者がこのような悪徳業者だとは言いません。ただ、想像以上に多いのもまた事実なのです。
3個という数字を注文して全てが良品質のものであれば、そもそも不良品を扱っていない優良業者の可能が非常に高い傾向にあります。
上記の条件を満たした場合のみ次回からあなたの資金に相談して仕入れを行いましょう。
一度にたくさん仕入れた方が送料の節約にもなります。
4.特別な機材一切不要!!写真撮影と加工のテクニック
売れるであろう商品を扱っているにも関わらず、ほとんど売れない。
商品説明やタイトルは充実させたけど、、
多くの出品者が抱えている悩みです。
そんな時に見直すべきポイントは商品写真にあります。
メルカリの商品一覧には一枚目に設定したメイン写真と金額のみが表示される仕様になっています。
タイトルが表示されないためメイン写真は非常に重要になものになります。
そんなアイキャッチであるメイン写真が残念なものだと商品ページへのアクセスすら見込めません。
フリマアプリとはいえ、商品写真は非常に力を入れるべきポイントだと私は思っていました。しかし、プロのカメラマンでもなければ特別な機材を持っていない私は、これから紹介するとても簡単な手法でそれなりに売れる商品写真を撮れるようになりました。
過度な加工はせずナチュラルに
最近では無料の画像編集アプリがたくさんでており、誰でも気軽に編集ができます。
少しでもおしゃれに魅せるため、過度な明るさ調整やフィルター加工をしてしまいがちですが、完全に逆効果です。
購入者は用意されている写真で実物のイメージをし、購入するかどうかの判断を行います。
そんな写真が購入者にもわかるような過度な加工を行っていれば当然、実物との色合いや状態の違いを想像して不安を感じます。
そのため、色合いを変えてしまうフィルターは使用せずに、少しの明るさ調整のみをおこないましょう。
拾ってきた画質の荒い写真は使用しない
メルカリで出品する商品の写真をどこかから無断転載している方が目立ちます。
恐らくお目当の写真をスマホでスクリーンショットして、トリミングして、としているのでしょう。
当然画質はかなり悪くなっていて非常に怪しい感じが漂っています。
多少面倒に感じるかもしれませんが、ご自身で一度撮影してみてください。
照明や撮影場所はちょっとした工夫で綺麗に
部屋の証明だけで撮影している非常に暗い写真はもちろん購入者からの印象はよくありません。
照明や撮影場所は非常に重要なポイントになります。
とは言っても特別な撮影機材は必要ありません。
昼間の太陽が昇っている時間帯になるべく日が差し込む場所で自然光を利用して撮影してください。
商品によって明るくなりすぎる場合は直射日光から遠ざけながら試してください。
また、生活感を感じさせる布団やカーペット上での撮影は控え、白い机や白い布を使用して清潔感ある写真に仕上げましょう。
まとめ
写真の撮り方のコツについてご紹介させていただきました。
過度な加工はせずにできるだけナチュラルな編集を心掛ける。
撮影に使う特別な機材がないかたは下に白い机や白い布を使い、太陽の自然光を利用して撮影する。
これらを意識して撮影するだけで、今までなんとなく撮影していた人は劇的に改善されるはずですのでぜひご活用ください。
5.売れ行きを大きく左右する出品時の裏技
メルカリでは、出品時間、商品画像、SEOのこれら3つが売れ行きを大きく左右する重要なポイントとなります。
それぞれの手法について詳しく見ていきましょう。
出品時間
自分が扱う商品の売れやすい時間を把握しておくことは非常に重要です。
たかが出品のタイミングだと思われるかもしれませんが、的外れな時間帯に出品をしていると、本当は何個も売れる人気商品なのに1 個も売れない、なんてことも十分にありえるほど奥が深いものになります。
例えば、アパレル商品の場合は、帰宅後に食事や入浴などを済ませた 21 時頃からが最も売れやすくなる時間帯になります。
また、意外かもしれませんが平日に比べると土日は商品が売れにくくなります。
このように売れやすい時間を予測して販売を行う、売れない時間帯であれば別の時間帯に変更して販売してみるトライ&エラーを行ってください。
とはいっても最近ではネットで検索すればメジャーなジャンルの商品の傾向に ついて紹介している方がいるため、参考にするのも非常に効果的です。
商品ごとの細かな出品タイミングは、午前、午後、深夜のように毎日の出品時間を変えて検証することにより、売れやすい時間帯の調査や、売れやすい時間帯が複数あった場合などに販売チャンスを逃すことがなくなります。
ちなみに、これから試行錯誤しながら売れやすい時間帯を見つけるまでの間に、私が見つけ出した鉄板の時間帯をお伝えしておきます。
・平日18時〜20時
・平日21時〜23時
・週末13時〜17時
細かな時間帯は商品ごとに異なりますが、商品ごとの売れやすいタイミングを見つけるまでは、ぜひ参考にしてください。
商品画像
メルカリで商品を売るために必要な要素は、商品画像>SEO>価格 の順番です。
できることなら商品画像はモデルなどの人物を起用してください。そうすることにより売り上げに大きな違いを出すことが可能です。
特にメリカリは人物画像が少ないため、人物画像をトップに持ってくると一気 にユーザーの目を釘付けにすることができます。
アパレル商品に関しては、商品がかわいいのではなく、モデルがかわいいから売れていくという傾向が強いのです。
しかし、誰でも簡単にモデルを起用できるわけではありません。
そこでフリー素材画像というプロが撮影した写真を無料で使用できるサイトを利用しましょう。
その中でもファッション系に向けているオシャレで綺麗なモデルさんの写真もたくさんあるためそれを商品写真に合成するのも1つの手法です。
モデル写真の合成をいちいちフォトショップで作っていたら時間がかかります。アプリのfotorやコラージュソフトで、右に商品写真、左にモデル写真のように手軽にコラージュしてもOKです。
メルカリは「商品だけ」の写真はパフォーマンスが悪いです。
人物画が上手く合成できない場合、雑誌風テンプレートでコラージュしておし ゃれに目立たせましょう。
NETSEAの画像を転載するのも1つの手ですが、コラージュなどをしてオリジナル感を出しましょう。
そうすることにより、同じ商品を扱っている多数の同業者と差別化を図れます。
メルカリSEO
ご存知の通りメルカリはユーザー数が非常に多く、出品すればどんな商品でも売れてしまうといわれているほどです。
その一方、実際に出品してみると全然売れなくてがっかりする方も少なくはありません。
実は全然売れない方には幾つか共通する理由が考えられます。
その中でも特に売れない方に共通するものとして、SEOを意識していないことにあります。
SEOと聞けば専門的な用語で難しいイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし、メルカリ内のSEOはとても単純です。
インターネットで稼ごうと思えば必ずと言っていいほど耳にするSEOとは、どのようなものなのでしょうか?
SEOとは、
ウェブサイト制作において、しばしば耳にする「SEO」。 … SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」という意味です。 つまり、GoogleやYahooなどの検索エンジン(検索サイト)で、特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のことです。
通常SEOとは、上記のようにgoogleやYahoo!などの検索エンジンに対しての対策を指します。
実はメルカリにもSEO対策と同じような対策を行うことが欠かせない重要なポイントになっており、私は「メルカリSEO」と呼んでいます。
メルカリはカテゴリー、キーワード毎に新しく出品された商品がどんどん上位表示されていきます。
そのため、GoogleやYahoo!のように同じ商品を長期間上位表示させ続けることはできません。
これが一見デメリットのようにも感じますが、新しく出品するだけで短期間でも上位表示させることができるということは、SEOの知識が全くない方でも上位表示が可能ということなのです。
だったらSEOに力を入れなくても上位表示できるから気にしなくてもいいのでは?
このように感じた方もいるのではないでしょうか?
確かに誰でも上位表示が可能なのであれば対策は必要ないようにも感じますね。
ただ、短期的な上位表示が誰でも可能なら、上位表示されているタイミングでより多くのユーザーに見てもらうことでより確実に売れるようになるのです。
間違ったメルカリSEO対策
私がメルカリのお話をすると必ずと言っていいほど、出品しても売れないという声をいただきます。
そんな方のメルカリアカウントを数え切れないほど診断をしてきましたが、ほとんどの方のアカウントには、タイトルに関連ワードをぎっしり羅列し、商品説明はスカスカという共通点を見つけました。
しかもその商品説明には、商品サイズのこと以外は一切触れずに発送や注意事項や独自で考えたルールを長文で記入しているものでした。
あなたが販売している商品を探している人は、商品の特徴やお得なキーワードを検索して辿り着くのがごく自然な流れです。
発送や注意事項に関係するキーワードなんかを検索して商品を探す方なんていません。
もちろん、最低限の注意事項などはトラブル防止のためにも必要ですが、やり過ぎは禁物です。
具体的なメルカリSEO対策
メルカリでは、各カテゴリー、キーワードごとに新しい出品が上位表示されていきます。
では具体的にどのような対策が有効的なのか、これからこちらのiPhone11ケースを例にして見ていきましょう。
パターン1
新品 iPhone11 手帳型ケース ブラック 即購入OK
パターン2
新品 iPhone11 手帳型ケース 薄型 シンプル スマホカバー ブラック レザー
メルカリへ出品する際の商品タイトルを2パターン用意しました。
検索パターンの増加
パターン1の場合、「新品」「iPhone11」「手帳型」「ケース」「ブラック」この5つのキーワードの組み合わせで、「手帳型ケース ブラック」 や「 新品 iPhone7 ケース」のように検索する方をターゲットにしています。
これだけでもiPhoneケースを探している方の目に入れるには十分です。
しかし、ここからさらに目に入る機会を増やすことができれば当然売れる機会も増えていきます。
そこでパターン2のようにパターン1のキーワードに加えて「薄型」「スマホカバー」「レザー」などの素材や特徴のキーワードを追加しました。
そうすることで「薄型 iPhoneケース」や「iPhone7 レザー 手帳型ケース」 と更に検索にヒットする可能性が増えます。
メインであるiPhoneなどのキーワードに加えて、素材や別の呼称を追加したパターン2のタイトルの方が一度の出品で上位表示される機会がより増加するという訳なんです。
意味のないキーワード
パターン1のタイトルにはメルカリの出品者によく見られる、即購入OKというキーワードが入っています。
これについては正直表示している意味がわかりません。
メルカリは購入申請を行って購入する訳でもなくオークション形式でもないため、即購入というのは当然のことなのです。
40文字という短い文字数制限の中にこんな言葉を入れるくらいなら1つでも多く商品に関係するキーワードを入れるべきです。
効果的なタイトル、商品説明
メルカリは、商品タイトルのみが検索ワードとして反映されると勘違いしている方が大勢います。
しかし、商品タイトル以外にも、実はメルカリでは商品説明に記載されている内容も検索キーワードとして表示の対象となります。
つまり商品タイトル同様に出品する商品に関連するキーワードをより多く詰め込んでいくことで、1出品あたりの上位表示数を爆発的に増やすことができるのです。
タイトルに記入してしまうと違和感を感じるキーワードなどは、商品説明に記入していくことで商品説明文の質、関連ワードの数、どちらも共に充実した内容になることは間違いないでしょう。
※商品説明にキーワードの羅列はメルカリ規約により禁止されています。キーワードを意識しながら違和感のないような説明文を組み立てていきましょう。
まとめ
商品を実際に手にとってみることのできないネット販売だからこそ、商品説明やタイトルにはしっかりこだわってみてください。
- ・タイトルに商品の関連ワードを羅列せず簡潔的にわかりやすく記入する。
- ・商品説明で商品の魅力を丁寧に伝えつつ関連ワードをしっかりと記入する。
これらを意識して商品ページを作るだけでメルカリ内の集客にはかなりの変化が出てくるはずですよ。
6.送料を抑えられる適切な発送方法
こちらに関しては、大型商品であれば「らくらくメルカリ便」がおすすめですが、小型商品であれば「クリックポスト」一択です。
クリックポストの詳しい詳細は、日本郵便のホームページと併せて以下の動画もご参考ください。
7.本業に繋げるために必要な今後の展開の提案
これからこの教材を読みながらメルカリを始めるあなたは、副業だけど副業レベルでは考えずに取り組んでください。
個人的な精神論で申し訳ないのですが「副業」レベルで考えると、伸びません。
法人化や店舗化も視野にいれてください(それくらいの勢い)恒久的な成長がなければ、事業は簡単に潰れます。
売上ではなく純利益
売上ではなく、純利益で思考してください。売上は扱う商品によって違うため意味がありません。
テレビなどでよく目にする「会社の売り上げ数億円!!」などは売り上げをあたかも会社の収益というように出していますが、それはテレビや会社の戦略であり、この会社は凄いんだぞ!という凄みを出して興味を惹きつけるためのものでしかありません。
これからメルカリ物販を始めるにあたって、目標を立てるかと思いますが、純利益で月収何円と決めるようにしてください。
単純なことですが、自分の今の実力を知るためには正しい数字を見ましょう。
徹底したコストカットとスピード
人件費はギリギリまで使わないでください。かといって、成長スピードを止める ほどお金の出し惜しみもしないでください。
もし今後、メルカリ物販が忙しくなり、人手が必要になることがあれば、ランサーズ、クラウドワークス、などのアウトソーシングサイトより外注しましょう。
ただし、よほど仕入れ資金以上にお金が残る状態でなければ、外注はおすすめしません。
私は月収(純利益)80万円近くになるまでは、発送の代行以外は一度も外注化したことはありませんでした。
スピード
単純なことですが、未完成でも試しにでも、とりあえず開始・行動してください。
・商品写真が上手く撮影できない
・説明文やタイトルが思いつかない
・売れそうだけど本当に仕入れていいのかな
このように日々悩むことばかりです。そこでいちいち止まっていると、中々前に進まないだけで何のメリットもありません。
とりあえずやってみて、やりながら 改善・修正していくことを心掛けてください。
特に慎重になりがちな日本人は忘れてしまいがちなので、たまにこれを読んでくださいね。笑