BASEとTHECKBを活用して簡単に無在庫商品を販売する手順について解説していきます。

 

1.THECKBの登録

まずはこちらのリンクからTHECKBのスタンダードプランに登録してください。

 

通常は月額9800円が必要となりますが、私の紹介で加入すると初月無料で利用することができます。

 

https://s.theckb.com/signup?channel=0&code=00040A

※他のリンクからだと初月無料が適用されませんのでご注意ください。

 

会社名:個人の方は不要です。エラーが発生する場合は個人名またはショップ名をご記載ください。

招待コード:入力不要です。

 

【フリープランについて】

THECKBにはフリープランがございますが、一部の検品オプションが利用できませんので、無在庫販売を実施する場合は、スタンダードプランが必須となります。

 

スタンダードプランより上のビジネスプラン等は不要です。

 

 

2.BASEショップ連携

BASEでショップを開設し、THECKBの登録が完了したらショップをTHECKBに紐付けしていきます。

ここからは実際にデモ画面をお見せするので作業を進めてください。

 

BASEにログイン後、右上のAppsを選択してください。

 

下にスクロールすると、「THE直行便」というAppsがあるのでインストールします。

 

ログイン後、上部のマイページから以下の画像のページにアクセスします。

 

 

※アクセス後は必ずページ右最上部のB2BをD2Cに切り替えてからご利用ください。

 

 

「店舗管理」→「API連携/店舗作成」→ページ右上「店舗追加」の手順でBASEのショップを連携させてください。

 

すると、画像の「店舗名:テスト」のように連携されたショップが表示されます。

 

連携が完了したら店舗情報右側の操作欄にある「店舗設定」を選択します。

 

仕入設定の下にある「API自動発注設定」を「自動的に1点から仕入れの価格で買付」に変更して保存してください。

 

続いては、オプション設定の四角の点線枠の十字を選択します。

ここで検品オプションのテンプレートを作成することができます。

 

以下のようなオプションが表示されるので、「詳細検品(表+裏側)」と「商品外箱破棄(以下略)」にチェックを入れて保存してください。

 

アパレル商品を取り扱う場合は、更に「元タグ取り外し」「洗濯タグ作成」「洗濯タグ縫い付け」を追加でチェックしてください。

※洗濯タグを日本規格に変更することは法律によって定められています。

洗濯タグ作成にチェックを入れると、以下のように表示されます。

※表示されない場合は、一度チェックを外して再度チェックすると表示されます。

 

無料のアプリやBASEのロゴ作成等を使って1:1の画像サイズでロゴを作成してください。

※白黒で印刷されるのでカラーを気にする必要はありません。

 

【取り扱うジャンルが複数の場合】

検品オプションのテンプレートは複数作成することができるため、アパレルもそれ以外も取り扱う場合は、それぞれでテンプレートを作成しておきましょう。

 

 

以上で初期設定は完了です。

 

 

3.商品の登録作業

 

それでは、無在庫商品をBASEに登録していく作業を行っていきましょう。※まずはザっと手順を紹介します。

 

THECKBにログイン後、検索バーから商品をキーワードもしくは画像で検索します。

 

今回はレディースバッグで検索して、こちらの商品を開きました。

商品をこのままBASEに出品する場合は「自社サイトへ一括登録(透かし無し)」を選択してください。

 

日本語を選択して確定。

 

商品データをBASEに同期中

 

同期が完了したら「紐付け管理を確認」を選択します。

 

このように商品が表示されていたらBASEへの出品が完了となります。

 

次はBASEにログインして「商品管理」を選択します。

すると、先ほど紐づけた商品が登録されています。

 

THECKBの機能で紐付けた商品情報は、タイトル、写真、在庫数と種類のみが同期されます。

 

これで商品の紐付けは完了となります。

 

 

4.商品編集

商品をワンクリックで出品した後は、以下の項目を編集しなければいけません。

 

・商品名

・商品説明

・価格

・在庫種類

 

【商品名】

商品名は直訳されたものになっているので、少しだけ手を加えなければいけません。

 

例えば、別の商品にはなりますがこのようなタイトルが望ましいです。

 

・検索されそうなキーワード

・アパレルの場合は使用する季節が伝わる

・代表的な利用シーンが伝わる

 

この辺りは、同じジャンルのショップが販売している商品のタイトルキーワードを組み合わせて入力してください。

 

ご自身で全てを考えてしまうと、的外れなキーワードになってしまいます。

 

おすすめとしては、評価が付いているショップを5ショップほど集めて、タイトルを抽出するやり方です。

 

【商品説明】

商品説明は2種類の方法があります。

 

1つ目は、「BASE AI アシスタント」に作成してもらった商品説明+必要事項の入力

 

2つ目は、必要事項の入力のみ

 

これから出品数を増やす段階だと、後者の方が手っ取り早くておすすめです。

 

後者の場合だと、事前に必要事項のテンプレートを作成しておけばコピペのみで完結します。

 

※以下のテンプレートをご利用ください。利用する場合は、必ず言い回しを少し変更してご利用ください。

 

※無在庫販売の場合は「発送・注文に関する情報や注意事項」の発送予定日を2週間前後と記載してください。

 

 

【価格】

価格は利益が取れるように計算しなければいけません。

 

通常ならめんどうな計算もTHECKBなら容易に計算が可能です。

 

まずは、マイページ→商品管理→紐付け管理で画像のページを開きます。

 

次に右側の紐付け管理を選択すると、画像のページになるので、仕入れ商品側の1688というロゴを選択します。

 

商品ページが開くわけなのですが、実はここから必要な手数料等を計算することができます。

 

①任意の商品の数字を1にする(種類によって価格が違いう場合があるので注意してください)

②原価計算ツールが変更されるので編集を選択

 

編集を押すと、以下の画像のようにそれぞれの料金が表示されます。

今回の場合だと計算総額1611円という計算になりました。

ただ、この計算結果には多少の誤差は生じますので、+100円~200円程度で考えてください。

 

そして、ここから自分が取りたい利益とBASEの手数料(6.6%+40)を上乗せした金額がネットショップでの販売価格となります。

 

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一例:

商品単価+手数料:1711円(100円上乗せ)

利益&BASE手数料分:3000円

合計:4711円

 

【差し引き】

BASE手数料:350円

商品単価+手数料:1711円

 

4711円-350円-1711円=利益2650円(利益率56%)

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【利益率について】

利益は一般的に30%と言われていますが商品ジャンルによって適正価格が異なります。

 

また、この先メタ広告等を出していく予定ですので、この時点での利益率は最低でも50%が望ましいです。

 

まずは強気の価格で商品を出品し、売れ行きを見ながら価格を下げていきましょう。

※商品数が少ない間は価格に関係なく売れづらいため焦らないようにしてください。

 

 

【在庫種類】

在庫のカラーや種類も自動的に取り込んでくれますが、タイトル同様に直訳なので難読になっていることがあります。

 

以下の画像を例にすると、カラー自体は理解できますが、左端の「色」は不要なので削除します。

 

また、画像のようにサイズが記載されている場合があるので、こちらのサイズを商品説明に反映させましょう。

 

サイズはめんどうなので、とりあえずは削除しなくても問題ありません。

 

以上で出品は完了です。

 

【出品を効率化するための考え方】

1つの商品に対して「取り込み→編集→出品完了」までを繰り返すと非常に時間がかかってしまいます。

 

ですので、一度に10以上の商品を取り込み、まとめて編集して出品する方が効率的です。

 

その際に以下のテンプレートを用意しておくと更に効率的になります。

 

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・タイトルに使えそうなキーワードをまとめておいて必要に応じてコピペする

・商品説明の重要事項は予めテンプレートを作成してコピペする

・価格は1500円代なら一律何円、2000円なら一律何円のように事前に決めておく

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また、「ハンドバッグなら今日はハンドバッグだけ」「ショルダーバッグなら今日はショルダーバッグだけ」といったように進めていくと、タイトルの使いまわしも容易になるため作業がより早くなります。

 

このように、1つの商品に対して考える時間を減らせば減らすほど出品作業は早くなっていきます。

 

また、出品する商品の種類は自ずと数種類に固定されていくことがほとんどですので、商品説明

 

 

5.商品リサーチ

無在庫は商品が充実するまでの間は、有在庫に比べるとそれほどリサーチは必要ありません。

 

売上が伸び始めるまではとにかく出品を続けていきましょう。

 

ただ、いざ商品が売れたものの不良品ばかりで返品が相次ぐような事態だけは避けなければいけません。

 

そこで、極力不良品が発生しないためのリサーチ方法をここで紹介します。

 

こちらの画像は、THECKBで商品を検索した後の画面です。

 

重要な項目は、以下の4つです。

・仕入れ元

・ショップ評価

・サービス保障

・並び順(一番下)

 

仕入れ元は、必ず「1688公式認定商品」にしてください。それ以外は価格が高いので基本的には使用しません。

 

ショップ評価は、星4.5以上の評価に絞り込みます。評価が低いと不良品のリスクが非常に高くなるので注意が必要です。

 

可能であれば、星5から検索して探してください。(商品が少ない場合は4.5以上に変更)

 

サービス保障は、当日から48時間のいずれかにチェックを入れてください。

 

最後の並び順は、「人気順」もしくは「リピーター率が高い順」のどちらかを利用します。

 

また、右端の1点から仕入れ可能にもチェックは入れてください。

 

最終的にこちらのようになればOKです。

 

 

6.出品数の目標

あくまでも目安にはなりますが、100商品は出品したいところです。

 

無在庫で出品できるので時間さえ確保すれば、それほど難しくはないはずです。

 

ビジネスは楽になるために頑張るのであって、楽してビジネスで結果を出すことはできない。と言うことを忘れずにコツコツと作業を続けてください。

 

毎日5商品出品しても、20日で100商品ですから1ヶ月もかかりません。

 

毎日作業はできなくても週末に20商品出品できれば1ヶ月と少しあれば100商品は達成します。

 

その後は、毎月10~30商品ほど新商品として出品していけば良いだけなので作業負担は想像よりも重くはありません。

 

 

【在庫管理がめんどう】

無在庫販売を実践している人の多くが、在庫管理の難しさに頭を抱えています。

 

売れたにも関わらず、在庫切れという事態が多発してやめてしまう方もいるくらいです。

 

しかし、THECKBを活用すれば在庫もワンクリックで確認することができます。

 

THECKBマイページ→商品管理→紐付け管理で画像のページを開きます。

 

右端の「商品更新」を選択すると、最新の情報に更新してくれます。

 

定期的にこちらを押していただければ、ワンクリックで在庫の情報を更新してくれるので隙間時間さえ作れば、在庫の管理は可能となっています。

 

最後に

システムに関する不具合や購入時の対応については、あくまでもTHECKB上での問題です。

 

私でも回答できる部分もありますが、運営サイドではないため、まずはTHECKBに直接お問い合わせください。

 

また、THECKBの各機能の更新やUIの変更等があった場合、私の方でも新しいマニュアルは作成しますが、変更とマニュアル更新のタイミングにズレが生じる場合もありますので、予めご了承ください。