【第1章】メルカリで更に成果を出す

 

【メルカリの傾向】

 

メルカリはフリマアプリの中では断トツのユーザー数を誇っているため、商品の売れやすさも他とは比べ物になりません。

 

 

そんなメルカリでは、ビジネスとして販売している業者も多数存在し、しばらくの間は衰退することなく成長することが見込めます。

 

Amazonや楽天などに比べるとユーザー数や業績は劣るものの、メルカリの出品された順から上位表示されるシステムはSEO(検索順位)を気にすることがなく、何が売れるのか?というマーケティングのみを重点的に学ぶことができるのです。

 

そのため、物販をこれから始めようと考えている方や物販をしているが思うような利益が出せない方は、まずメルカリで販売を行い物販ビジネスの勘や基本を学ぶことを推奨しております。

 

 

 

 

【メルカリで売れやすい商材】

 

メルカリは20~30代女性のユーザーが大半を占めます。

販売していただければ実感していただけると思いますが、基本的には完全男性向けの商材を販売しても思った通りに販売することは難しいです。

 

しかし、女性向けのファッションアイテムや美容コスメなどであれば、ビジネスとして成り立つレベルで売れていきます。

 

もちろん売るためには商材選びを行うことも重要になりますが、適当に出品した商品でも完全女性向け商品であれば、いいねの数が5~10を超えることはごく普通なのです。

 

そのため、仕入れる商材をリサーチするのが初挑戦や苦手な方は完全女性向けの商材から始めてみるといいかもしれません。

 

 

 

 

【価格はそれほど気にする必要がない】

 

先述した通り、メルカリは出品した順にどんどん出品されていくため、他の販売サイトに比べるとライバルを気にする必要性は薄くなります。もちろん全く気にしなくていいわけではありません。

 

メルカリで重要視しなければならない順番としては、以下のようになります。

 

商品画像>商品説明>SEO>価格

 

これら1つ1つの対策については後述させていただきますが、簡単に説明すると、商品画像が導入部となり、商品説明で魅了を伝える。そして魅力が伝わることで設定している価格の価値があると判断し、購入に至ります。

 

ここまでの一連の流れを作り出すには当然キーワード検索であるSEOが重要になるわけです。

 

この流れは非常に大切なことなので必ず頭にいれておいてください。

 

 

 

 

【メルカリの厳しさと対策】

 

メルカリはネットで出回っている販売プラットフォームの中でも特に販売者に対してシビアだと断言できます。

 

私は基本的には、メルカリ規約の中で違反することなく販売していくことを推奨しており、メルカリを利用した無在庫転売なんてものは完全に反対派です。

 

ただ残念なことに規約の範囲内であっても全てのユーザー1人1人に正確な対応をすることは困難であり、実際に真っ当に出品を行っているメルカリ利用者にも被害が及ぶことは珍しくありません。

 

しかし、メルカリのユーザー数の多さは大変魅力的であり、ここまで厳しい対応であってもメルカリを利用する人は一向に減らないのです。

 

そこでこの章ではメルカリをこれから利用するにあたり、メルカリの厳しさとしっかりと向き合い、規約に違反することなく長期的にアカウントを育てていける方法を解説していきます。

 

この章だけは何度も読み返してしっかり頭に入れておくようにしてください。

 

 

 

 

【メルカリでの規制にはいくつかのパターンがある】

 

まずメルカリで実際に行われている規制方法のパターンをご紹介します。

 

1つめは期間指定の出品制限です。

 

これは出品している商品が売れたにも関わらず、発送作業を行わない場合や、出品した商品が規約で出品が禁止されているもの(現金やチケット)や、偽ブランドの疑いがある商品(正規品であっても証明書がなければ該当)などを出品した場合など、基本的にモラルに反する行動を行うことで行われる規制です。

 

規制方法としては、まず始めは24時間の間出品などができなくなる警告の意味でもある軽い制限がかけられます。

 

24時間の規制解除後、更に違反行為を行うと次は倍の48時間の規制がかけられることになります。

 

そしてその後も、同じ要領で1週間の規制がかけられ、それでも改善されない場合は、以降無期限の利用停止となります。

 

無期限と表示されていますが、実質的には永久追放のようなものだと考えてください。

 

※利用制限をかけられるタイミングで出品中の商品も全て削除されてしまい、規制解除後は一から出品しなくてはなりません。

 

以上が基本的な規制の流れになりますが、あまりにも悪質と判断された場合などは間が飛ばされて2回目などで無期限の利用停止になることもあるようです。

 

2つ目は重複出品による利用制限です。

 

メルカリの規約上ではトラブル防止のために、同じ商品を複数出品することが禁止されています。この複数出品のことを【重複出品】と呼んでいます。

 

重複出品を行うと、メルカリから1発で無期限の利用停止措置が行われます。

 

重複出品は一見それほど大きな違反のような感じがしないのにどうして1発で無期限の利用停止になってしまうのか気になりますよね?

 

実はこれ、メルカリに不利益をもたらすユーザーを弾くために行われている措置なのです。メルカリに不利益をもたらす可能性があっても実際にそれを証明する証拠はメルカリにはありません。そこで重複出品を理由としてはじいているのです。

 

公式には発表されていませんが、これは数年前から行われている措置なので信憑性は100%といってもいいです。

 

その証拠に、過去に全くの問題を起こしていない人がメルカリを始めて重複出品を行っても利用制限が行われないことが多いのです。

 

3つ目は、通知はされずに行われる圏外飛ばしです。

 

メルカリ内部で設定されている基準を超えるような行動を行った出品者が出品している商品をメルカリトップの検索結果に表示されないようにするのが圏外飛ばしと言われている規制です。

 

この圏外飛ばしはメルカリが公式で発表しているものではなく、こっそりと行われている規制であり、これが一番出品者にとって厄介なものになります。

 

公式発表ではないが故に、ここまでは安全という正確なデータが出ていないのです。

 

この規制はメルカリ上では通常通り出品が行えてしまうため、気付きにくいのですが、商品名を検索しても結果に表示されないのです。

 

つまり、出品を行っても誰の目にもつかずに、購入はおろか、いいね!もつかなくなる状況になってしまいます。

 

実質は無期限の利用停止にされたのと同じですね。

 

 

 

 

【圏外飛ばしに合わないための対策】

 

圏外飛ばしの対策について正確なデータが出ていないと先述しましたが、長年メルカリを利用して研究している私含め、情報を共有し合っている同業者の中ではどの程度で圏外飛ばしにあうのか、大方検討がついています。

 

 

1日の商品出品数は評価に依存する

メルカリは評価数でアカウント停止や圏外飛ばしのリスクが大幅に変化します。これは既に多くのパターンで実証済みであり、厳守しなければなりません。

 

メルカリアカウント作成初期(評価0~10)

1日の総出品数は10出品程度に抑えてください。

評価が増えるにつれて1日に出品できる上限も開放されるため、ここで我慢できるかどうかで今後に影響します。

 

メルカリアカウント作成中期(評価10~50)

評価が10を超えたあたりで毎日1~2個程度売れている状態であれば、1日14出品程まで可能になります。この辺りからは2017年のメルカリ規制強化前と同じに出品量になります。

 

メルカリアカウント作成後期(評価50~100)

50評価を超えた辺りからこれまでの販売数などが大きく影響するため、少し不安定になってきます。

 

1日18出品程度であれば出品は可能になりますが、これ以上になると毎日売れている個数が影響するため、無理は禁物です。

 

毎日1商品〜2商品しか売れていない状態であれば、1日15出品程度に抑えましょう。

 

メルカリアカウント安定期(評価100~)

評価が100以上になれば、メルカリアカウントがかなり強くなります。1日に40出品のペースでも問題なくなります。

 

※これまで無茶をして何度も圏外飛ばしになったり、トラブルがあったような商品は評価が増えても厳しい傾向にあるため、新規作成からトラブルなどがないように運営を行っていくことが必須条件です。

 

 

商品の削除も出品数としてカウントされる※重要

 

出品中商品の削除も実は出品数としてカウントされているのです。

通常メルカリは個人が販売を行うことを想定されているため、削除と出品の繰り返しは非常に怪しい動きだとメルカリシステムに判断されます。

 

そのため、上記で紹介した評価別出品数÷2の数を出品して、残りの半分を削除に充てるのが理想的な運営方法です。

 

 

出品や削除の間隔も重要

 

商品を出品してから次にまた出品するまでの間が短すぎる。これを何度も繰り返すと確実に圏外飛ばしになってしまうでしょう。

 

これには致命的な問題があり、個人で自宅の不用品を販売している方も一度に何回も出品することで、圏外飛ばしにあっていたのです。

 

当然メルカリのTwitterは炎上し、現在は出品の感覚は随分と緩くなったものの、それでも評価が少ない段階は最低でも1時間は間隔を空けなければなりません。

 

 

自身で撮影していないと思われる商品も実は対象内

 

メルカリでは商品の背景が真っ白に切り抜かれている写真をよく見かけます。実はこれ、ほとんどの商品がAmazonから無断で転載した商品なのです。今回のビジネスとは関係しませんので割愛しますが、気になる方は「Amazon無在庫転売」と調べてみてください。

 

この手法をメルカリは非常に嫌っており、背景が真っ白の商品を使用していると削除もしくは圏外飛ばしに合うことが多々あります。

 

といっても、あくまでもシステム上での判断のため、全ての方が確実に制限されているわけではありません。

 

ただ、アカウントを長期的に育てていくことを考えると、県外飛ばしを限りなく0にするため、自分で撮影した写真を使用するべきでしょう。

 

 

 

 

【制限、停止、圏外飛ばしにならないためのまとめ】

 

利用制限

・販売する以上責任を持って期間内に発送

・法的、モラル的に問題のある商品は出品しない

・万が一予期せぬトラブルに発展した場合はメルカリを間に挟み誠意のある対応を行う。

 

アカウント停止

・商品の重複出品は行わない

・メルカリに注意された違反を複数回繰り返さない

・複数アカウント運営時には紐づかないように気を付ける(複数アカウント運用方法で解説)

・複数のiPhoneからログインを行わない(android、PCは問題ありません。)

 

圏外飛ばし

・1日の出品数は評価数を意識しながら慎重に行う。

・商品の削除数も出品数としてカウントする

・出品や削除を行う感覚はできるだけ大きく空ける(作成初期は最低でも1時間)

・明らかに転載したような商品画像は控え、必ず1枚以上は自身で撮影した写真を使用する。

 

以上のことに気を付けながら実践することでアカウントに制限などがかかる可能性はほぼ0になるでしょう。

 

 

 

 

【メルカリ複数アカウント運用】

 

メルカリで物販を行う場合は、基本的には複数のアカウントで運用している方が非常に多く、複数アカウント運用を行うことの売り上げ増加も非常に期待できます。

 

評価数でアカウントの質が強化されていくとお話した通り、アカウント作成初期の頃は1日の出品数にも上限があります。

 

数多くあるプラットフォームの中でもメルカリは非常に売り上げを伸ばしやすいプラットフォームということもあり、1日に5出品程度でも販売する商材が良ければ普通に売れていきます。

 

しかし、そんな少数出品数でも売れるのだったら更に多くの数を売りたいと考えることでしょう。そこでメルカリアカウントを複数所持して運用し、1日の実質出品数を増やして販売チャンスを拡大するといった方法が効果的なのです。

 

 

複数運用のメリット

 

1日の出品数が5出品で毎日1商品が売れている場合、アカウントを1つ増やして同じ商品を販売することで、1日の出品数が実質10出品と倍になるわけですが、理論上、露出される確率は倍以上となり、1日に2商品以上売れることも多くなります。

 

つまりアカウント数を増やせば増やすだけ、単純に倍、倍となっていくわけではなく、それ以上の効果を期待することができるのです。

 

更に、複数アカウントの運用には大きなメリットがあり、ビジネスで大切なリスク回避も可能になります。

 

メルカリでは、不正に利用している悪質な方はもちろん、規約に反せずに使用している個人の場合でも、予期せぬアカウント停止になってしまう場合があります。

 

こちらに関してはメルカリが最も改善しなくてはならない点だと思っていますが、数年経った今でも改善される様子はありません。

 

このように規約に沿ってメルカリ運用を続けていても、いつアカウントに制限がかかるかわからない状況の中、1つのアカウントでの運用は非常に危険です。

 

複数のアカウントを常に運用することにより、1つのアカウントが停止になった場合でも別のアカウントがあり、リスクの分散を行うことができます。

 

どのような状況であっても、何かトラブルが発生することで売り上げが全てストップするような状況は、多くのユーザーを抱えるビジネスとして決してあってはならないシステム作りです。

 

 

複数の危険性

 

複数アカウント運用のメリットをご紹介してきましたが、複数運用による危険性もあります。

 

大前提としてメルカリは利用規約により複数アカウントの運用を禁止しているのです。

 

そのため、メルカリが何故複数のアカウント所持を禁止しているのかを考え、スパム行為や詐欺行為のようなその他ユーザーに迷惑をかけるような行為は決して行わないようにしましょう。

 

 

複数アカウントによる停止対策

 

複数アカウントを運用することで【メルカリの厳しさと対策】で紹介したアカウントの停止原因以外にも、いくつかの原因が生まれてしまうことになります。

 

しかし、こちらの原因に関してはしっかりと理解し、対策することでほぼ100%対策は可能です。

 

 

同じiPhoneから複数ログイン

メルカリはユーザー情報をシステムで管理しており、ログインの環境も管理しています。

 

ネットではかなり厳しく監視されており、複数アカウントは難しいと言われていますが、実際そんなことはなく、同じ端末でログインしなければ回線等で複数アカウントと判断されることはありません。

 

特にiPhoneから複数ログインは確実に控えてください。Android端末は今のところログアウト、ログインを繰り返しても問題ありません。

 

PCからの複数アカウント管理は確実に大丈夫なため、複数アカウント管理はPCで行いましょう。(PCからの簡単な管理方法も後ほど解説)

 

 

同じ銀行での振り込み申請

販売した売上金を現金化するためには、メルカリで振込申請を行う必要があり、そのためには銀行口座情報の登録が必須です。

 

この口座情報を複数のアカウントへ登録することで同一人物だと判断され、アカウントが停止になります。

 

そこで対策点として、複数の口座を作成してください。

地方銀行以外にも開設できる口座は非常に多く、20近くは誰でも開設できます。

 

楽天銀行、三菱東京UFJ銀行、ジャパンネット銀行など、、

 

 

個人情報を同じ情報で登録

 

メルカリでの口座情報と同様に複数のアカウントで同じ情報を入力すると停止になってしまいます。

 

そのため、登録住所を異なるものに設定する必要があるのですが、振込申請の際に、口座名義と氏名が異なっていると、売上金を受け取ることができません。

 

とは言え、他人のデタラメな住所を記載する行為も法律に触れてしまいます。

 

では、どうすればいいのか?

 

アカウント毎に自身の住所の表記方法を若干変えるだけでいいのです。

 

例えば、「〇〇県〇〇市〇〇ー〇〇」という表記方法を、「〇〇県〇〇市〇〇番地〇〇」

と「ー」を「番地」に変更するだけで効果はあります。

 

他にも、「〇〇県〇〇市〇〇ー〇〇一軒家」「〇〇県〇〇市〇〇ー〇〇一戸建て」などと、付け足すこともできます。

 

マンションやアパートの場合だと、英語のマンション名をカタカタなで表記したり、「◯階」と部屋番号の前に階を付け足すことができます。

 

大前提として、必ず自身の住所であることをを意識して表記を変えるようにしてください。

 

「305号室」なのに「306号室」と表記する。

「1234番地5」なのに「1234番地4」と表記する。

 

これらは、完全に別の方の住所となってしまいますので、絶対に行わないようにしてください。

 

 

商品写真、説明文が完全に一致

 

一番見落としがちな部分がシステム上の部分ではなく、商品の出品情報による複数アカウントの紐づきです。

 

単純に別のアカウントと全く同じ写真や商品タイトル、説明だと同一人物だと判断されてしまうだけのことであり、写真のサイズを変更、商品タイトルや説明文を数文字変更するだけで紐づくことはなくなります。

 

これを読んでいる人は当たり前にも思えるかもしれませんが、意外と気付けずに何度も同じ失敗を繰り返している人が多いのが現状です。

 

 

 

 

【複数の運用方法】

 

複数アカウント運用のメリット、デメリット、対策方法などを解説してきました。

 

ここからは、実際に複数アカウントの準備~運用するまでを解説していきます。

 

 

メルカリアカウントの準備

 

まず1つ目のメルカリアカウントはスマホをお持ちであれば誰でも作成は可能です。PCしか持っていない方も現在ではPCからの作成できますが、アプリ同様にSMS認証(電話番号認証)が必要になります。

 

問題なのが2つ目以降のアカウント作成についてだと思います。

スマホ1台につき当然電話番号は1つしか使用できないため、家族などでメルカリを利用していない、今後利用する方がいなければ電話番号を借りて2つ目のSMS認証に使用してください。

 

その場合の2つ目のアカウントのSMS認証方法は、もう一台スマートフォンを購入し、アプリからSMS認証を行うか、PCからSMS認証を行うかのどちらかになります。個人的にはPCで管理する方が楽。

 

3つ目のアカウントも同じように家族の中で借りられる人がいるならそのまま作成が可能なのですが、ただでさえメルカリユーザーは多く、中々3つも4つもとなると作成は困難になってきます。

 

そこでメルカリアカウントを作成する際に必要なSMS認証を、専門に取り扱っている業者にお願いしてアカウントを量産することができます。

 

基本的にはSMS認証だけを依頼する行為は危険性が高いため、メルカリアカウントそのものを販売してもらうことが主流です。

しかし、あまり公にしないほうがいいのか、ヤフオクなどでは2018年時点ではメルカリアカウントは販売されておりません。

 

ではどこに頼めばいいのか?

 

これから活用するTwitterで「SMS認証」と検索すると、販売してくれる業者が募集をかけています。

 

メルカリアカウントの価格は変動が激しく、2019年5月1日現在で、1アカウント2000円で販売されています。

 

メルカリリリース当初は300円で販売している業者が多く、500円、700円、1000円、1500円と徐々に値上がりしてきているため、今のうちにいくつかストックを持っておくのがおすすめです。金銭的に厳しい場合は必要な量だけで問題ありません。

 

ちなみに、私は検証用がほとんどですが、常におよそ30アカウント程ストックしてあります。笑

 

 

出品時間帯を考える

 

これはメルカリ以外で販売する場合にも共通することであり、自分が扱う商品の売れやすい時間を把握しておくことは非常に重要です。

 

例えば、アパレル商品の場合は、帰宅後に食事や入浴などを済ませた21時頃からが最も売れやすくなる時間帯になります。また、意外かもしれませんが平日に比べると土日は商品が売れにくくなります。

 

このように売れやすい時間を予測して販売を行う、売れない時間帯であれば別の時間帯に変更して販売してみるトライ&エラーを行ってください。

 

とはいっても最近ではネットで検索すればメジャーなジャンルの商品の傾向について紹介している方がいるため、参考にしてもいいかもしれません。

 

ちなみに的外れな時間帯に出品をしていると、本当は何個も売れる人気商品なのに、1個も売れない、なんてことも十分にありえます。

 

複数アカウントであれば、午前、午後、深夜のように毎日の出品時間を変えることができるため、売れやすい時間帯の調査や、売れやすい時間帯が複数あった場合などに販売チャンスを逃すことがなくなります。

 

 

タイトル、説明文

 

複数アカウントを運営する際は、写真同様にタイトルと商品説明が完全に一致することも非常に危険です。

 

商品の特徴を何種類も考えるのは非常に難しいため、基本的な文章自体は同じにして、発送詳細や商品サイズなどの記入方法のパターンのみをアカウント毎に変更してください。

 

例:

 

アカウント1

 

発送方法は定形外郵便を予定しております。

 

サイズ

長さ:○○cm

厚さ:〇〇cm

 

アカウント2

 

定形外郵便での発送を予定しております。

 

【サイズ】

厚さ:○○cm

長さ:○○cm

 

商品タイトルに関しては、記入している単語を前後入れ替えてください。

 

例:①レディース アクセサリー シルバー 

  ②レディース シルバー アクセサリー

 

たったのこれだけで本当に大丈夫か心配になるかもしれませんが、既に実証済みのため問題ありません。

 

メルカリが複数アカウント所持をよく思わないのは、詳しい方法はお話しできませんが、詐欺やスパム行為の対策であるため、以上のことを守れば基本的にはそこまで神経質になる必要はないでしょう。

 

 

メルカリSEOの考察

 

SEOとは検索の際に上位に表示される仕組みのことであり、これを考察し、上位表示させるように行うことをSEO対策といいます。

 

基本的にメルカリは出品順に上位表示されるため、これまでSEOについては重要視していませんでした。

 

しかし私は、人気のメルカリだからこそしっかりとSEOの対策を行う必要があると感じ、メルカリSEOという言葉でその重要性と対策方法をブログの記事にまとめました。

 

それからその記事を読んでくれた方が徐々にメルカリでもSEO対策は大切だと思うようになってくれたのです。

 

「メルカリSEO」と検索すると1ページ目最上部に私の記事が表示されるので必ず目を通しておくことをおすすめします。念のため、こちらにも記事リンクを貼っておきます。

http://www.nikaido.site/entry/mercari-seo

 

 

 

 

【メルカリ販売技術】

 

メルカリで商品を売るために必要な要素は、

 

商品画像>SEO>価格 の順番です。

 

商品画像はできることならモデルなどの人物を起用することで売り上げに大きな違いを出すことが可能です。

 

特にメリカリは人物画像が少ないため、人物画像をトップに持ってくると一気にユーザーの目を釘付けにすることができます。

 

アパレル商品に関しては、商品がかわいいのではなく、モデルがかわいいから売れていくという傾向が強いのです。

 

しかし、誰でも簡単にモデルを起用できるわけではありません。そこでフリー素材画像というプロが撮影した写真を無料で使用できるサイトがたくさんあります。

 

その中でもファッション系に向けているオシャレで綺麗なモデルさんの写真もたくさんあるのでそれを商品写真に合成するのも1つの手法です。

 

モデル写真の合成をいちいちフォトショップで作っていたら効率が悪いので、アプリのfotorやコラージュソフトで、右に商品写真、左にモデル写真のように手軽にコラージュしてもOKです。

 

メルカリは画像が小さく、WEBでも使わない限り同じ高クオリティの写真はいりません。(PCからメルカリで購入を頻繁に行う方はほとんどいません)

 

今現在メルカリは「商品だけ」の写真はパフォーマンスが悪いです。

 

人物画が上手く合成できない場合、雑誌風テンプレートでコラージュしておしゃれに目立たせましょう。

 

転載可の画像をメルカリで使用するのも1つの手ですが、コラージュなどをしてオリジナルを出しましょう。そうしないと買い手だけでなく、同業者に真似される恐れも出てきます。

 

 

 

 

【戦略・戦術のご提案 初めに】

 

ここからはメルカリを例にしてお話していきますが、物販というビジネス像全体を想像しながら読み進めてください。

 

別ファイルである、ネットショップ編にも非常に関連する内容になっています。

 

 

副業レベルで考えない

 

まず初めに重々ご承知かと思いますが、単月10万利益ではなく以後30万、40万、と事業を育てる前提でお話しします。

 

個人的な精神論で申し訳ないのですが「副業」レベルで考えると、伸びません。

 

法人化や店舗化も視野にいれてください(それくらいの勢い)恒久的な成長がなければ、事業は簡単に潰れます。

 

 

売上ではなく純利益

 

純利益で思考してください。売上は扱う商品によって違いますので意味がありません。

 

テレビなどでよく目にする「会社の売り上げ数億円!!」などは売り上げをあたかも会社の収益というように出していますが、それはテレビや会社の戦略であり、この会社は凄いんだぞ!という凄みを出して興味を惹きつけるためのものでしかありません。

 

これから物販を始めるにあたって、目標を立てるかと思いますが、純利益で月収何円と決めるようにしてください。

 

 

徹底したコストカットとスピード

 

人件費はギリギリまで使わないでください。かといって、成長スピードを止めるほどお金の出し惜しみもしないでください。

 

もし今後、物販業務が忙しくなり、人手が必要になることがあったら、ランサーズ、アマゾンFBA、free lancer.com(海外)などに外注してください。

 

よほど自分ではなく会社にお金が残る状態でなければ、雇用はおすすめしません。

 

私は月収(純利益)80万円近くになるまでは、発送の代行以外は一度も外注化したことはありませんでした。

 

 

スピード

 

単純なことですが、未完成でも試しにでも、とりあえず開始・行動してください。

 

・商品写真が上手く撮影できない。

・説明文やタイトルが思いつかない。

・売れそうだけど本当に仕入れていいのかな。

 

このように日々悩むことばかりです。そこでいちいち止まっていると、中々前に進まないだけで何のメリットもありません。とりあえずやってみて、やりながら改善・修正していくことを心掛けてください。

 

特に慎重になりがちな日本人は忘れてしまいがちなので、たまにこれを読んで思い出してくださいね。笑

 

 

 

 

【戦略のご提案】

 

〈ブランディング思考〉

とりあえずブランディングは最重要です

 

ブランディングは何もファッションブランドを作るだけでなく専門店化するだけでもいいです。

これを書きながらの思いつきですが、(別のファイルでも同じようなことを言っています。すいません)

 

〈例〉文具店→ペン専門店→フランス製ペン専門店

〈例〉雑貨店→アジアン雑貨店→タイのコットンランプ専門店

〈例〉メンズ服店→渋谷系セレクトショップ→インディアンアクセサリ専門店

〈例〉レディース服店→お姉系セレクトショップ→LAファッション専門店

〈例〉 コスプレ用品店→撮影用衣装ショップ→バレエ衣装専門店

 

のように右に推移していく形でノーブランド品は専門化していくと、効果があります。

 

現にメルカリですと、ハーフパンツ専門店で絞った方が大量に売りさばいていました。夏が終わったら、ライダース専門店に変わっていました。

 

雑誌などを読んでもアイディアが思い浮かばなかったら、色々売って売れ行きの良いアイテムを専門化して専用のIDを作るといいですね。

 

理想として、メルカリアカウントは、絞ったアカウントを複数分野を確立していると

高収入安定や、独自WEBなどへの垂直展開が見込めます。

 

1個目 テスト販売・調査用アカウント(何でも屋)

2個目 〇〇専門店アカウント1(例 レディース帽子専門店)

3個目 〇〇専門店アカウント2(例 インテリア照明専門店)

 

WEBサイトと同じく、メルカリも何でも屋ではなく1アカウント1カテゴリの商品に絞ります。〇〇専門店のように。

 

これだけでも何でも屋で販売していくより、嘘のように差が付きます。BASEでのネットショップ運営にも繋げやすくなります。