【第1章】
BASE無在庫販売の仕組みと成果を出すまでの流れ
BASE無在庫販売を実践するにあたり、BASE無在庫販売で稼ぐ仕組みや、これからの伸びについてお話ししていきます。
目次
BASEを利用した無在庫販売のこれから
通販利用者の増加
近年、インターネットショッピングを楽しむユーザーが非常に増えてきており、その恩恵はAmazonや楽天のような大手企業に留まらず、個人や中小企業などが運営する弱小ショップでも実感できるほどの効果です。
実際に、今回ショップを開設するBASEでも、購入者は増え続けており、BASEが運営するショッピングアプリのユーザーも増加しています。
通販市場が伸びている証拠して、みなさんご存知のauがこのタイミングでWowma(ワウマ )という通販サイトに力を入れ始めました。
また、AmazonからAmazonPAYというカートシステムを導入し、Amazonアカウントを持っていれば、AmazonPAYを導入している全ての通販サイトからAmazonと同じ要領で購入ができるようなりました。
これらのことから大企業も注目するほど通販市場は今後、賑わいを見せるということが読み取れます。
5G導入で更に需要増加
現在も伸び続けている通販市場ですが、今後5Gが一般的に普及されるようになることで、市場は更に成長すると断言できます。
そもそも5Gとは、スマホなどで現在利用されている4Gを更に強化した次の通信システムのことを指します。
何が変わるのか簡単に説明すると、通信速度が4Gとは比べ物にならなくらいに速くなります。
正直、このくらいの認識さえあれば十分なのですが、重要なのは、比べ物にならないくらい速くなることによって得られるメリットの部分です。
速くなっただけで大袈裟だと思われるかもしれませんが、2時間の映画が3秒でダウンロードできる圧倒的なスピードを誇ります。
これだけのスピードがあれば、サイトにアクセスした際に、読み込みで1秒2秒待たされることがなくなります。
通販サイトに限らず、対象のサイトに訪れた時の読み込み時間が2秒を超えると急激に増加することを知っていますか?
つまり、必ず2秒以内でサイトを表示することができれば、それだけ離脱率を抑えることができるようになるわけでして、2時間映画が3秒でダウンロードできる5Gの通信速度で1つのサイトを読み込むだけで2秒を超えることなんてあり得ないことなのです。
近い将来、サイトアクセスから購入まで3タッチ3秒で完了する時代がやってくるかもしれませんね。
だけど後発はより厳しい時代に
通販市場にとって明るい未来を話してきましたが、決して嘘でも大袈裟でもありません。
むしろ今私がお話ししている以上に成長することも十分に考えられます。
だったらネットショップを始めたら誰でも稼げるようになるの?と言われるとそうではありません。
むしろ徐々にネットショップを始める時期が遅くなればなるほど、今より更に稼ぐことは難しくなってくるでしょう。
その理由として、通販市場が大きく成長すると同時に、確実に参入者も増加するからです。
例えば、一定範囲にスーパーが一軒もない地域と、100軒もある地域だと確実に前者の方が売り上げは良いはずです。
実店舗に例えると極端な話に聞こえるかもしれませんが、現在のネットショップ数と、今後の成長によって増える数はこのレベルの違いがあります。
だからこそ、今のうちに売れるネットショップを作っておく必要があり、私は今強くネットショップ無在庫販売を推奨しているのです。
今、売れるショップを作ることができれば2020年以降の通信速度の向上やネット利用者の増加によって、より注目されるようになり、逆に2020年以降に参入した方は、多くの参入者の中に埋もれてしまいます。
2019年からネットショップ無在庫を実践することによって、未来で稼ぐ土台を作ることができます。
BASE無在庫販売の仕組み
BASE無在庫販売のそもそもの仕組みを理解していないと、手法を学んだところで臨機応変に対応することは難しいでしょう。
ここからはBASE無在庫販売の仕組みをお話します。
とは言っても、特に難しいわけではありませんので、「なるほどね」くらいの軽い気持ちで聞いていただければと思います。
一連の流れを明確に
(1)あなたがリサーチした商品をネットショップへ出品
(2)ショップに訪れた方が購入(売上発生)
(3)売れた商品を代行業者へ買い付け以来(ここで代金支払い)
(4)代行業者が中国サイトより買い付け〜梱包発送を行う
(5)発送された商品を購入者が受け取り取引完了(売上金反映)
この流れを繰り返すことが基本となり、(5)を完了するたびに売上金を受け取り、あなたの利益が確定します。
そのため、(2)の段階では先に商品代金と送料を立て替える必要があります。
仕入原価800円の商品が売れた場合、国内送料や国際送料などの手数料、およそ1500円を合わせた、2300円ほどを先に支払います。
その後、購入者へ商品が届いた時点で、2300円と上乗せした利益が売上金として手元に入ります。
このように、利益さえ上乗せすることを忘れていなければ、先に支払うからと言って赤字になるわけではありません。
基本は売れたら受注それだけです
タオバオやアリババの商品をネットショップに出品し、その商品が売れたら代行業者経由で受注を行う。
基本的にはたったこれだけの作業です。
出品作業自体はそれほど重要視する部分ではありませんし、何より難易度もかなり低いでしょう。
正直、私の指導を受けなくても出品することは誰にでもできます。ですが、出品した商品を実際に売ることになると、一気に難易度は跳ね上がります。
最近サービスが開始されたBASEの「タオバオ新幹線App」もタオバオの商品を無在庫でネットショップに出品する手法であり、手法そのものは私の「professional plan」と非常に酷似しています。
BASEの「タオバオ新幹線App」について
しかし、このサービスはネットショップに商品を出品し、売れた後の発注を楽にするものです。
肝心の「商品を売れるようにする手法」が抜けていますよね。
これからネットショップを始める方が一番知りたいことはこの「商品を売れるようにする手法」のはずです。
あくまでも出品と受注は基本中の基本であり、リサーチと集客手段を学ぶことがこの「professional plan」の本質ということを忘れないでください。
それぞれに理由があります
「professional plan」では、中国輸入、ネットショップ、無在庫販売の3つを組み合わせています。
この3つ全てにはそれぞれ、取り入れた理由がしっかりと明確になっているのです。
決して、「なんかヤフオクが売れそうだな」みたいな漠然とした理由で取り入れたものではありません。
中国輸入を選択する理由
ネットショップを選択する理由
無在庫販売を選択する理由
成果を出すまでの今後の流れ
BASE無在庫販売の当面の目標は、ショップで販売している商品を売れるようにすることなので、まずは、ショップの育成に注力していきます。
その後、ある程度売れるようになったらそれで終了なのか?と言われるとそうではありません。
1つのショップだけで継続して長年稼ぐことよりも、テーマ毎に複数のショップを展開して運営を行う方がリスク分散もできますし、圧倒的に再現性も高いでしょう。
では、なぜ複数展開の方が再現性が高いのでしょうか?
これから集客用に始めるSNSやブログも、売れるショップになってくる頃には、それなりに集客力の高いものになっているはずです。
集客力の高いそれらを利用することで、新たにショップを作成した時点で、既に高い集客力を利用することができるというわけです。
また、1つのショップに複数ジャンルの商品を詰め込むことは、お客様にとってはどんなお店なのかを非常に判断しづらいものとなってしまいます。
であれば、スマホアクセサリー専門ショップ、ストリートファッション専門ショップといったように、完全にターゲットを絞ったショップを複数展開する方が、そのジャンルを求めているターゲットに届きやすくなるのです。
まずは1つのショップを育てることが重要ですが、次に取り扱いたいジャンルの商品や自分なりの複数ショップ展開に繋げる戦略などを、少しずつ考えておくのもいいですね。